方言問題――琉球における

承前*1

方言問題繋がりということで、桑江さんが「沖縄方言」について論じているのを紹介したい*2
ここから私が読み取ったのは、先ずは文化についての言説の繁茂自体がその文化の危機の症候であるということ。そして、中心/周縁という構造から周縁項が自立しようとすると、自ら中心/周縁という構造を再生産してしまう可能性があるということ。
ところで、沖縄の言語という場合、米国との数十年に亙る交渉の中で多分生成してきたであろう独特な英語(ピジン・イングリッシュ?)というのは問題にされてはいないんでしょうか。


上海に見当たらなくてさびしいもの――沖縄料理屋。