ダライ・ラマ

『朝日』の記事なり;


ダライ・ラマが訪中? 青海省の仏教寺院に1万人
2006年07月17日23時37分

 17日付の香港紙「蘋果日報」によると、「(チベット仏教最高指導者の)ダライ・ラマ14世が訪中する」とのうわさを聞いた信者ら1万人以上が、14世の生誕地に近い中国青海省チベット仏教寺院に続々と集まっている。インドにあるチベット亡命政府系ラジオ局はこのうわさを否定し、冷静な対応を呼びかけている。

 報道によると、14日以降、青海省西寧市郊外にある塔爾(クンブム)寺に信徒が続々と集まっている。信徒は「14世が近く、北京や塔爾寺などを訪れる」とのうわさを聞きつけ「一目会いたい」と、足を運んでいるという。

 一方、亡命政府系のラジオ局「チベットの声」は「(14世訪中は)根拠のないうわさ」とする亡命政府高官の話を伝えた。

 14世は59年のインド亡命以来、中国入国を許されておらず、近年、訪中の希望を強く表明している。しかし、中国政府は「チベット独立の野心を捨てていない」などとして歩み寄りの気配を見せていない。
http://www.asahi.com/international/update/0717/015.html