久しぶり

  既に2か月近く、blogを更新していない。
 実は9月23日から上海に移り住んだ。もう1か月経つわけだ。最初は何だかあたふたとして、また自分の知的資源のかなりの部分を中国語の発音練習に充てたりして、とてもblogを更新するような精神的余裕はなかった。勿論、ネタがなかったわけではない。その反対である。何しろ、取り敢えずは〈異国〉にいるのだから。なので、mixiとか一部のMLではちょびちょびとご機嫌伺いをしてはいた。そろそろ更新しようかなと思っていたら、身辺が仕事関係で急に忙しくなってしまい、10月下旬を迎えてしまったというわけだ。
 というわけで、再開或いは仕切直しを宣言することにする。
 取り敢えず、上海で生存しています。
 
10月24日、急遽日本に帰国することになった日本語教師のTさんと家の近所のスターバックスで会う。Tさんの担当していた授業を私が引き継ぐことになったのだが、その打ち合わせ。仕事の話はともかくとして、話題は〈水〉の話になった。中国というか、特に上海の飲み水がひどいというのは有名な話ではあるが*1、日本の水の話。Tさんは帰国後、就職先の関係で千葉市に住むということなのだが、それで、インターネットで家探しをしていて、井戸付きのアパートがけっこう多いことに気づいて、それで井戸水飲んで大丈夫ですかと相談してきたわけだ。それで、日本は衛生基準がけっこう厳しくて、東京の本郷とか小石川にあるまだちゃんと水が汲み出せる井戸だって衛生上の問題で飲用が禁止されているようだから、飲用禁止もされないで現に飲んでいるということはOKということじゃないですかと答えておいた。水道代もただ(免費)になるし、井戸水は塩素まみれの水道水なんかよりも美味しいし、一石二鳥なんじゃないか。Tさんの生まれと育ちは仙台市の中心部ということらしいが、こういう

    
    井戸水=危ない

という感覚というのは、本当に飲み水が危ない(といわれている)上海で何年も生きてきたが故の感覚なのだろうか。それとも、日本の都会人一般が抱いている感覚なのだろうか。不図、疑問に思った次第。
 
 何だかつまらないことしか書けなかったが、今回は再開第1回目ということで、ここら辺で終わりにする。

*1:例えば、mixiの「上海好き」コミュでの「上海での飲料水」を参照のこと。