2008-06-16から1日間の記事一覧

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080613/1213338134で「釜ヶ崎」への言及をhttp://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080611/1213174007から引用したら、だからというわけじゃないだろうが、 釜ヶ崎で〈暴動〉が続いているという。 生田武志氏曰く、 抗議活動を呼…

X/H、マンダリンと広東語

前々から、 ヒラリーさんを、中国語で「希拉里」と書きます。でもこれ、北京語で発音すると、「シラリ」なんですよね。北京語には「ヒ」の発音がないので、しょうがないのでしょう。ヒルトンも「希尓頓」だし。 ‥‥と思っていたら、昨日テレビを見ていたら、…

グレン・グールドなど

日曜日、久々にCDを2枚買う。John Abercrombie, Marc Johnson, Peter Erskine with John Surman November Novemberアーティスト: John Abercrombie,Marc Johnson,Peter Erskine出版社/メーカー: Ecm Records発売日: 1994/01/18メディア: CDこの商品を含むブ…

『ミリオンダラー・ベイビー』と善悪の決定不能性(メモ)

承前*1平川克美氏の『ミリオンダラー・ベイビー』についてのコメントをメモしておく; クリント・イーストウッドが監督主演した映画『ミリオンダラー・ベイビー』では、自らが育てた女性ボクサーが、再起不能の状況で苦しむのを見て、彼女に死を与えることを…

愛はあるのか

http://n23.blog91.fc2.com/blog-entry-271.html(Via http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20080615/1213494182) まず、私の考える「愛情のあるブログ」であることの条件を列挙してみます■更新頻度がものすごく高いブログ■提供する情報の密度がものすごく高く…

右翼語り

先月日本で鮨屋のカウンターで聞いた話を思い出した。隣にたまたま座っていたオヤジの話なのだが、68年から69年の日大全共闘をめぐって。オヤジはいわゆる体育会系や右翼学生の側にいた理事長側の人で、車のトランクに日本刀を何本も載せて全共闘側の学生を…

スピノザについてのメモ

承前*1柴田寿子「古典をめぐる思想史学の冒険」(『未来』499、2008)からの抜書き。 スピノザは、今日言うところのリベラリズムやリパブリカニズムに好意的なのだが、西欧の典型的な近代民主主義論やリベラリズムの思想潮流とは根本的前提を共有していない…

小島毅『靖国史観』

靖国史観―幕末維新という深淵 (ちくま新書)作者: 小島毅出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/04メディア: 新書購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (37件) を見る小島毅氏の『靖国史観』を読了したのは既に1か月くらい前。 はじめに 第一章 国…

記号化だけではなく

秋葉原の殺人事件*1を巡って、内田樹氏が 今回の秋葉原の事件に私が感じたのは、犯人が採用した「物語」の恐るべきシンプルさと、同じく恐るべき堅牢性である。 人を殴ろうとしたことのある人なら、他人の顔を殴るということがどれくらいの生理的抵抗を克服…