凍死させる

おたま*1「子どもがザリガニを捕まえて「飼いたい」と言っても気軽に連れて帰ってはならないことを知りました」https://www.shiratamaotama.com/entry/2024/03/02/224926
環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室「2023年6月1日よりアカミミガメ・アメリカザリガニの規制が始まりました!」https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/regulation/jokentsuki.html


特定外来生物としてのアメリカザリガニ*2を野生の環境に放出することは禁止されている。飼育することは可能だが、野生の環境に逃げてしまうということはあってはならないし、飼育が不可能になった場合は自己責任で「殺処分」を行わなければならない。それで、「殺処分」なのだが、環境省としては、殺し方として、「冷凍庫」で凍死させることを推奨しているのだった。これは、動物福祉上、無駄な苦しみが最小限に抑えられるとか、最も倫理的な殺し方ということなのだろうか。エビ類(shrimp)の殺し方として直ぐに思いつくのはボイル(釜茹で)だけど、これは凍死よりも倫理的ではないということになるのだろうか? 勿論、海老を釜茹でにするのは食べるという目的のためなのだが、環境省としては、飼えなくなったザリガニを食べるということは推奨していないようだ。害をなす哺乳類の対策としてジビエの活用が推進されているというのに! 上海では、屋台に茹でたてのザリガニ(小龍蝦)が並ぶと、本格的な夏が来たという気分になる。ただ、ボイルされたザリガニは(中国共産党よりも)真っ赤で、それが気持ち悪くて、10年以上上海に住んでいたにも拘らず、ザリガニを食べたことはなかった。まあ、ザリガニのビスクだったら大丈夫なような気がする。