星廃墟

ぷかしゅ*1「これはいいのか、どうなのか。上海の半分廃墟のショッピングモール|星空広場」https://whostolemysheep.hatenablog.com/entry/2022/03/14/193000


昨年3月の記事なのだが、上海の水城路にある「星空広場」*2というショッピング・モールが殆ど「廃墟」同然の状態になっていたというのだ。
入り口近くにある狂った自動ピアノの話が面白い;


コロナ感染者や濃厚接触者との接触がないことなどを示すアプリのQRコードを見せエントランスを入ると、ピアニストが廃校になった小学校に取り残されたピアノを弾いている、そんな雰囲気の演奏に迎えられます。演奏は悪くないのですが、いかんせん音が・・。要は音痴なピアノなのです。

長く調律されていないのか、キーもピッチも合っていない(音も2つほど出ない)グランドピアノ。ピアノの下も、ピアノの中もたっぷりとホコリをかぶっています。写真のフロアのカーペットがグレーに見えるのは、黒のカーペットにホコリが溜まっているから。そんなところに置かれた壊れたピアノを淡々と弾き続ける自動演奏が切なく、これから目撃するであろう廃墟のプロローグのようです。

但し、スーパーの「盒馬鮮生」、それからユニクロや麦当労は営業を続けているようだ。1階にはDVD屋があったのだけど、生き残っているのだろうか。
さて、この「星空広場」の場所には、たしか2014年の初めくらいまで、「洛城広場」という鄙びた感じの商業施設があり、北朝鮮レストランとかも入っていたのだった。それが、1年くらいの間に、解体されて更地になってさらに垢抜けた商業空間が作られたということに吃驚したものだった。
この記事が書かれてから、既に1年半くらい経っているわけだけど、|星空広場」はどうなっているのだろうか。
ところで、上海・浦東の「ペンタゴン」(米国国防総省)そっくりで(しかも本物よりも大きい)ショッピング・モール「上海五角世貿商城」*3は今どうなっているのだろうか?