Francis Monkman - Living, Loving, Thinking, Again

先月以来、ケイト・ブッシュ関係のニュースが、吉報も訃報も含めて相次いでいるのだった。
例えば、フランシス・モンクマンの訃報。

Jerry Ewing “Curved Air and Sky founder Francis Monkman has died, aged 73” https://www.loudersound.com/news/curved-air-and-sky-founder-francis-monkman-has-died-aged-73
「カーヴド・エアとスカイの創設メンバー　フランシス・モンクマン死去」https://amass.jp/166739/

カーヴド・エアのオリジナル・メンバーで鍵盤楽器奏者のフランシス・モンクマン*1が５月12日に癌のため息を引き取った。享年73歳*2。
モンクマンはケイト・ブッシュのセカンド・アルバム『ライオンハート』*3において、ハモンド・オルガン（"Don't Push Your Foot On The Heartbrake"と"Fullhouse"）とハープシコード（”Oh England My Lionheart”）を演奏している*4。
カーヴド・エアのデビュー・アルバムAirconditioningは私にとってかなり衝撃度の強いロックのレコードのひとつだった。とはいっても、モンクマンのオルガンやギターは脇で支えるという感じで、前面に出ていたのはダリル・ウェイのヴァイオリンとソーニャ・クリスティーナのヴォーカルだったのだけど。
彼が映画『スター・ウォーズ　帝国の逆襲』*5、『レイダース／失われたアーク《聖櫃》』*6、『007／死ぬのは奴らだ』*7などのサウンドトラックでシンセサイザーを弾いていたことは今回初めて知った。
なお、彼は1980年代以降、クラシック界での活動に専念していた。