寡黙?

承前*1

「思い出した事件」https://nessko.hatenadiary.jp/entry/2023/02/02/094842


自殺した宮台真司襲撃事件容疑者から、2019年で川崎市で起こったスクール・バス襲撃事件*2の容疑者を思いだしたという。彼は犯行現場で自殺してしまった。私も、酒鬼薔薇聖斗、加藤智大、山上徹也といった同世代の犯罪者たちを想起したときに、この川崎の事件の記憶も蘇ったことは蘇った。改めて考えると、この相模原の男と川崎の犯人との間に或る種の共通性が見られる。それは「引きこもり」ということとは取り敢えず関係ない。酒鬼薔薇にしても加藤にしても山上にしても暴力の人であるとともに、〈文〉の人でもあった。現在は極右雑誌の編集長をしている花田紀凱酒鬼薔薇の文章力にプロ並みという太鼓判を捺していたのだった(草)。加藤には2ちゃんねるがあり、山上にはツィッターがあった。しかし、川崎の男はそのような言葉を殆ど残していない。相模原の男も(今のところ)言葉は発見されていない。
この相模原の男やその同年代の犯罪者たちって、一般的な話をすると、子守唄としてYMOを聴いた世代なんだよね。勿論、これらの人々が実際にYMOを聴いていたかどうかはわからないけれど。