佐藤蛾次郎

『日刊スポーツ』の記事;


佐藤蛾次郎さん死去、78歳 自宅訪れた親族が浴室で発見 「男はつらいよ」源公として活躍
[2022年12月12日11時42分]



俳優の佐藤蛾次郎さん(さとう・がじろう、本名・佐藤忠和=さとう・ただかず)*1が10日、都内の自宅で亡くなっていたことが分かった。78歳だった。12日に、所属事務所関係者が日刊スポーツの取材に応じ、自宅の風呂場で倒れたところを、息子が発見したと明らかにした。近親者のみで11日に通夜を営み、12日に葬儀・告別式を執り行っているという。

佐藤さんは1944年(昭19)に大阪府高石市に生まれ、53年に朝日放送児童劇団に入団。61年のフジテレビ系ドラマ「神州天馬侠」に出演し、泣き虫蛾次郎を演じたことを機に、芸名を佐藤蛾次郎にした。

68年に同系で放送されたドラマ「男はつらいよ」で、渥美清さんが演じた車寅次郎の異母弟・川島雄二郎役を演じると、翌69年から松竹で製作、配給された映画「男はつらいよ」では、柴又帝釈天寺男・源吉役で出演し、19年の最新作「男はつらいよ お帰り寅さん」まで出演し続けた。

関係者によると、あまりに突然の死に、家族も激しく動揺しているという。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202212120000371.html

佐藤さんというと、どうしても寺男の源吉ということになるけれど、ほかにも色々な映画に姿を見せている。渥美清が自らを「寅さん」のイメージに同化させて、他の役やキャラクターから遠ざかったのとは対照的だと言えるだろうか。勿論、主役と脇役の違いということはあるのだけど。佐藤さんが登場する1970年代の映画は、例えば『オレンジロード急行』(大森一樹*2、『殺人遊戯』(村川透*3、『博多っ子純情』(曽根中生*4、そして『戦国自衛隊』(斎藤光正)など。See also


「俳優の佐藤蛾次郎さん死去 78歳 「男はつらいよ」シリーズなど」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221212/k10013920311000.html