泡が消えて

週刊女性』の記事;


女優・松本ちえこさんが逝去、60歳『バスボン』のCMで大ブレイク
12/6(金) 4:00配信週刊女性PRIME


 資生堂『バスボン』石鹸のCMで一躍人気を得た女優・松本ちえこさん*1が11月17日に亡くなっていたことがわかった。享年60。

 関係者によると、死因は大動脈瘤破裂。前日までは普段と変わらない生活を送っており、同居していた娘・高澤桃子さんが、17日の朝に亡くなった状態の松本さんを発見したという。

女性に大ウケだった
 松本さんは、バラエティー番組『前武のヤングアップ』(テレビ朝日系)をきっかけに、'74年『ボーイフレンド』で歌手デビュー。'76年に出演した資生堂『バスボン』石けんのCMで大ブレイクした。

 当時を知る芸能ジャーナリスト・佐々木博之氏は、

「松本さんは当時、求められていたアイドル像とはかけ離れていたため、デビューしてもすぐに人気が出ることはありませんでした。

 ところが『バスボン』のCMに出演すると大ブレイクしたんです。彼女の個性を逆手に取ったようなCMソングは頭に残りやすく、口ずさむ人が多かったんです。特に女性に大ウケでしたね」

 アイドルから女優に転身し、'84年には『日活ロマンポルノ』に出演、'95年にはヘアヌード写真集も出版した。

 '14年まで所属していた芸能事務所『アイティ企画』に問い合わせると、

「現在の連絡先を知らないので、事実確認ができず何もお答えができません。事務所を辞めてからは東京にいないと聞いていたため、スタッフは亡くなっていたことも知りませんでした」

 とのこと。

 昨今は、親族が経営している会社に籍を置き、芸能関係の仕事は過去を懐かしむ番組の出演依頼があったら受ける程度だったという。突然この世を去り、残された家族の悲しみは計り知れない。

 なお、都内の斎場にてお通夜と告別式は済んでいる。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191206-00016710-jprime-ent

最初、楠木新という方の「「松本ちえこさん逝去」に思う…人生の残りの時間を大切に」という文章を読んだのだった*2。テクストのタイトルだけを見たときは、質の悪い冗談じゃないかと思ったのだった。それで、検索をかけたら、上掲の『週刊女性』の記事が出てきて、マジなんだ! と悟った。私よりも2歳年上、教育制度的にいうと1学年上。そういう人の訃報を聞くと、やはり動揺が激しくはなる。彼女は一言で言って、松田聖子小泉今日子以前*3の典型的なアイドルなのだけど、映画女優としての代表作は曽根中生の『博多っ子純情*4。また、『トラック野郎・熱風5000キロ』*5にも出演している。なお、ロマンポルノ『夕ぐれ族』(曽根中生)は未見。
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See also
宝泉薫「松本ちえこさん死去 70年代を象徴する記憶に残るアイドルだった」https://dot.asahi.com/dot/2019120600054.html?page=1


「バスボンのうた」の作詞って糸井重里だったのか!