死なず - Living, Loving, Thinking, Again

国文社の廃業*1もまだ記憶が新しいのに、書肆山田*2が廃業という噂がツィッター空間を駆け巡っていた。しかし、それは誤報だったという。

書肆山田の閉店、ほんとうに残念です･･･ https://t.co/LDg0tY9GeU
— 翡翠 (@Alcyone_viola) 2022年11月26日

文月悠光さん*3曰く、

書肆山田が廃業、は誤報だそうです。よかった…！！
詩が好きな人たちに伝わりますように。 https://t.co/hrW85lrJLD
— 文月悠光｜新詩集、発売になりました！ (@luna_yumi) 2022年11月28日

書肆山田の件、公式アナウンスが出てないから反応待ちだなーと思っていたところ、誤報とのこと。

元ツイートは削除済み、元ツイート者のところにも書肆山田より指摘があり、撤回ツイートをしている。

とりあえずは、書肆山田の本を買えるこの世を喜ぼう。
— ふくろう (@0wl_man) 2022年11月28日

ただ、７月には編集者の大泉史世さんが他界している；

書肆山田の大泉史世さんが亡くなっていた。毎日夕刊で池澤夏樹が追悼している。ひとりで編集・制作・装幀をこなし、40年で1000冊わ越える詩集を世に問うた。端正な美本は活版印刷を守る砦だった。
東日本大震災で印刷所の活字ケースが倒壊、復旧はならなかった、という。
一つの文明が滅んだかのよう。
— アイロンマン／ナベジン (@juriebu10) 2022年7月13日

そういえば、初めて読んだ中国の現代詩の詩集は書肆山田から出た芒克*4の詩集だった。