崩れゆく軍艦

FNNプライムオンライン「軍艦島“廃墟アパート”崩落相次ぐ ツアー中も…「いつ壊れてもおかしくない」どう守る?」https://news.yahoo.co.jp/articles/b153f1e170f38fc7c4f0dd257933b1187782d16e


世界遺産軍艦島*1にある、日本最古の鉄筋高層住宅といわれる「30号棟」が崩壊の危機にあるという。長崎市によれば、「劣化度が最も高い「大破」と診断され、作業員が近づくことさえできない状況にある」、「現時点で技術的に劣化の進行を抑えることは不可能と判断される」という。野口貴文氏(東京大学大学院工学系研究科)によると、この建物の「余命」は「半年」。「震度2」の地震でも崩壊する可能性が高いという。
なお、この「30号棟」は軍艦島が視覚的に「軍艦島」であるための要のような役割を担っているという。
野口氏曰く、


崩壊させてしまうと島のシルエットも変わってしまうんですよね。軍艦島軍艦島じゃなくなってしまうという。結局すべての建物が今の状態で残っていると、軍艦島として一番魅力のある、シルエット上も軍艦らしさが残っているというふうに思います。