小山修三

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小山修三さんが死去 民族学博物館名誉教授
10/27(木) 15:48配信



共同通信

 縄文時代の社会やオーストラリアの先住民アボリジニを研究した文化人類学者で国立民族学博物館名誉教授の小山修三(こやま・しゅうぞう)さん((See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B1%B1%E4%BF%AE%E4%B8%89 See also が26日午後11時5分、肺炎のため奈良市介護施設で死去した。83歳。香川県出身。

 文化人類学と考古学を専攻し、コンピューターを用いた縄文時代の人口の推計やアボリジニ社会の現地調査に従事。青森市三内丸山遺跡の調査・研究にも携わった。国立民族学博物館助教授、教授を経て、2002年に退官後は大阪府吹田市立博物館館長も務めた。

 「縄文学への道」「美と楽の縄文人」「森と生きる」など著書多数。
https://news.yahoo.co.jp/articles/88096acdb47ff31acff351728589d54213a5482d

小山氏の著書で読んだことがあるのは中公新書から出た『縄文時代』だけなのだった。『縄文時代』を何故買い求めて読んだかというと。1980年代、「ノマド」(非定住)というのが知的にいきった青年の間では流行語となっていて、『朝日ジャーナル』でも「ノマド」の特集をやっていて、その一環として、小山氏のインタヴューがあって、過去の「ノマド」社会としての縄文時代と現代の「ノマド」社会としてのアボリジニ社会が語られていたのだった。
文化人類学と考古学を専攻し」たというより、国学院で(歴史学の一分野としての)「考古学」を学び、米国で(文化人類学の一分野としての)「考古学」を学んだということになる。