火事場泥棒の話

承前*1

共同通信の記事;


「新たな被爆地つくらせない」
広島と長崎、ロ侵攻に一斉抗議

2022/2/26 17:10 (JST)2/26 17:19 (JST)updated


 被爆地の広島、長崎両市で26日、市民らがロシアのウクライナ侵攻への抗議活動を行った。ロシアのプーチン大統領核兵器使用を示唆したことを受け「核による破滅的な被害を知る者として、新たな被爆地はつくらせない」と訴えた。

 長崎で原爆がさく裂した午前11時2分に合わせ、広島市原爆ドーム前長崎市の爆心地公園に集まった人々が「STOP THE WAR」などと書いたプラカードを掲げた。

 広島市では約60人が参加。「みんな同じ人間だ。戦争に勝者はいない」などと批判した。

 長崎市の約40人は「今回の争いが核による惨事を引き起こさないか憂慮する」との声明文を読み上げた。
https://nordot.app/870214809214664704?c=39546741839462401

とんでもない火事場泥棒が船上を遠く離れた日本国内にいた。
毎日新聞』の記事;

安倍氏の「核共有」発言は「非常に危険」 広島の被爆者が猛反発

毎日新聞 2022/2/28 18:57(最終更新 2/28 20:37) 743文字



 米国の核兵器を国内に配備し、日米共同で運用する「核共有」政策の導入について、安倍晋三元首相が27日のテレビ番組で「議論すべきだ」と発言したことに対し、広島の被爆者らから「非常に危険」と猛反発の声が上がった。

 「あきれた。被爆者で国会議事堂を取り囲んで、『発言を取り消せ』と訴えたい」。広島県原爆被害者団体協議会の箕牧(みまき)智之理事長(79)は強く非難するとともに、「核も戦争もない日本を76年間守ってきたけれど、政治が危険な方向に進んでいる気がする。死んでも死にきれんで」と日本の先行きへの不安も口にした。


 毎年8月6日の平和記念式典の後に開かれる「被爆者代表から要望を聞く会」で、首相だった安倍氏と顔を合わせてきたもう一つの広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長(77)は「原爆の日にはいつも『非核三原則を堅持する』と述べていたが、彼の本音が出たと感じた。日本は戦争被爆国として核廃絶をリードする立場にあるのに」と怒りをあらわにした。さらに、ロシアのウクライナ侵攻やプーチン大統領の「核」発言を巡って「核武装をすべきだ、という世論が高まっているように感じる」と言い、「すごく怖い。核で平和は絶対に保てない。核開発競争で恐怖が増大し、悪循環に陥るだけ。非常に危険な考え方で、根本から変える必要がある」と警鐘を鳴らした。

 広島の被爆者7団体の一つ、広島被爆者団体連絡会議事務局長の田中聡司さん(77)は、家族を捜す母に連れられて、1歳の時に入市被爆。家族15人が被爆し、4人が即死、1人は行方不明のままだ。「核戦争の危機が高まっている今、核を一つでも二つでも減らす、軍縮のテーブル作りを日本がすべき時だ。軍拡競争に拍車をかけかねない発言で到底許されない」と断じた。【小山美砂】
https://mainichi.jp/articles/20220228/k00/00m/030/206000c

中野毅先生*2曰く、