承前*1
ウクライナ情勢の展開は目まぐるしく、ちょっとまとめようかと考えていると、状況の方は、そんなことにはお構いなく、さらにトンデモな方向に動いてしまう。
Luke Harding, Emma Graham-Harrison, Andrew Roth, Pjotr Sauer and Julian Borger “Russia invades Ukraine as Putin declares war to ‘demilitarise’ neighbour” https://www.theguardian.com/world/2022/feb/24/russia-attacks-ukraine-news-vladimir-putin-zelenskiy-russian-invasion
プーチンの指令の下、露西亜軍はウクライナへの全面的侵略を開始した。
「始まってしまった」ことはoka ayumiさんという方のツィートで知った;
戦争が始まってしまった。ウクライナに暮らしている作家の方々との交流を経て、これまで詳しくなかった歴史を省みたりしてるけど、本当にしんどい。『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』でも触れられていたけど、戦争を合理的だと語る人のことは一ミリたりとも信頼・信用できない。
— oka ayumi (@46489) 2022年2月24日
戦争を合理的、しょうがなかったんだと語るような人は、冷静でも客観的でもない。単に自分がそう思いたいだけ、そう思った方が楽なだけだと思う。
— oka ayumi (@46489) 2022年2月24日
政治学者イアン・ブレマー氏のツィート;
this week in ukraine pic.twitter.com/yEQlv2djNy
— ian bremmer (@ianbremmer) 2022年2月24日
駐日ウクライナ大使館のツィート;
今朝未明(ウクライナ時間)、プーチンがウクライナに対して大規模の戦争を始めました。ウクライナの複数の都市に空爆が続いています。これは侵略戦争です。ウクライナは戦って、勝ちます。世界はプーチンを止めなければなりません。行動するタイミングは今です。
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) 2022年2月24日
「戦争を始め」た主語が「プーチン」になっている。この度の侵略は露西亜という国家の行為(組織犯罪)であり、プーチンというならず者の個人犯罪に還元することはできないと思う。ただ、この発話はプーチンを、露西亜そのもの或いは露西亜人と切り離そうという配慮なのだろうか。
さて、共同通信の記事;
ウクライナ旗掲げ、連帯を表明
駐日大使ら14カ国2022/2/24 18:21 (JST)
ロシアがウクライナ侵攻に乗り出した24日、欧州の14カ国の駐日大使らはウクライナ国旗を掲げるイベントを東京都内で開き、同国への連帯をアピールした。ロシアの影響下にある勢力に自国の南オセチアとアブハジアを占拠されているジョージア(グルジア)のティムラズ・レジャバ大使が呼び掛けた。
ウクライナのほか、ロシア系住民が一方的に分離独立を宣言した「ドニエストル共和国」を抱えるモルドバや、ロシアと国境を接するバルト3国のラトビアなど欧州の駐日大使9人が参加。米英、カナダなどの外交官も加わった。(共同)
https://nordot.app/869467027720650752