中村隆之氏のツィート。ジャニス・ミムラ『帝国の計画とファシズム』を巡って;
「科学技術」という用語は、テクノロジーと技術を掛け合わせた日本語の造語。その背後にはテクノロジー万能主義社会という考えがある、という著者の指摘に納得。戦時下の日本国家を「テクノファシズム」という語で捉え直す本ですが、技術立国を国是とする戦後を射程に入れています。勉強あるのみです。 pic.twitter.com/4oN3k9DmN8
— 中村隆之 研究室 (@n_a_k_a_m_u_u) 2021年12月4日
読み返して誤りを発見。「テクノロジーと科学を掛け合わせた日本語の造語」と打ったつもりでした。お詫びとともに訂正いたします。
— 中村隆之 研究室 (@n_a_k_a_m_u_u) 2021年12月5日
中国語では縮めた「科技」というかたちで使われる。日本語の「科学技術」と中国語の「科技」との系譜的な関係も気になるのだが、他方思ったのは、「科学技術」とか「科技 」といった言葉は、資本家や官僚も含む非科学者にとって、「科学」というのは「技術」と込みで、つまり何かに役立つということにおいてしか受容されないということを端的に表現しているな、ということ。