『東京新聞』の記事;
小沢さんということで思い浮かぶのは先ず、『犯罪紳士録』のような犯罪ノンフィクションと昔の東京についての随筆*3。ただ後者については、本として読んだことがなかったので、また人生の宿題となる。
小沢信男さん死去 「裸の大将一代記」
2021年3月8日 06時58分
画家山下清の評伝「裸の大将一代記」などの作品で知られる作家の小沢信男(おざわのぶお)さん*1が三日、CO2ナルコーシス*2のため死去した。九十三歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻三重子(みえこ)さん。
日本大芸術学部在学中に花田清輝に作品を認められ、戦後の民主主義文学運動をリードした新日本文学会に所属。小説や詩、俳句、評論、エッセー、ルポルタージュなど多彩な作品を晩年まで執筆した。二〇〇一年「裸の大将一代記−山下清の見た夢」で桑原武夫学芸賞を受賞。主な著書に「犯罪紳士録」「東京骨灰紀行」「通り過ぎた人々」など。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/90158
- 作者:小沢 信男
- メディア: 文庫
*1:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%BF%A1%E7%94%B7 See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/07/23/152450
*2:See 市田美保「CO2ナルコーシス(Carbon dioxide narcosis)」http://www.yanchers.jp/thoraco/homework/homework25.html
*3:敢えてエッセイとはいわない。