- 作者:Brontë, Emily
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: ペーパーバック
- 作者:エミリ・ブロンテ
- 発売日: 1960/07/05
- メディア: 文庫
kotorisukiさん*1の最近の一連のエミリー・ブロンテ『嵐が丘』*2に関するツィート;
嵐が丘(1847)/エミリー・ブロンテ
— kotorisuki (@musicpaperback) 2020年12月18日
孤児のヒースクリフと、彼と兄妹のように育てられたキャサリンとの恋愛が主軸の古典的名作。
久しぶりに読み返し、愛憎劇としての激しさに改めて心を打たれました。
30歳で病没したエミリー唯一の小説ですが、彼女もキャサリン同様、きつい性格だったようです。 pic.twitter.com/1PDrxDZhAc
ネリー、あたしはヒースクリフなのよ ― 彼はいつでも、どんなときにも、あたしの心の中にいるの ― べつによろこびではないわ。あたし自身が自分にとっていつでもよろこびではないのと同じで。そうではなくあたし自身なのよ― だから、あたしたちが別れるなんていう話は二度としないで。
— kotorisuki (@musicpaperback) 2020年12月18日
小野寺健 訳
原文:
— kotorisuki (@musicpaperback) 2020年12月18日
Nelly, I am Heathcliff - he's always, always in my mind - not as a pleasure, any more than I am always a pleasure to myself - but, as my own being - so, don't talk of our separation again -
小野寺健訳を使われているようだが、私が読んだのは阿部知二訳。
(映画)嵐が丘(1992)
— kotorisuki (@musicpaperback) 2020年12月19日
原作の2世代に渡る物語を、ほぼ忠実に手際よくまとめています。
キャサリンと彼女の娘、キャシーの二役を演じたビノシュが素晴らしく、レイフ・ファインズの激情を抑制したヒースクリフにも納得できました。
小説の舞台となっているヨークシャーで撮影された映像も美しい。 pic.twitter.com/RuuEjtx7kL
ジュリエット・ビノシュがキャサリンを演じたピーター・コズミンスキー監督の映画。音楽は坂本龍一。松田優作が「ヒースクリフ」、田中裕子が「キャサリン」の吉田喜重映画はどうよ? と言っておく。
『嵐が丘』は類まれな驚くべき書物である。
— kotorisuki (@musicpaperback) 2020年12月21日
同時代の他の小説とは、いささかの関係も持っていない。出来映えは非常に悪い。だが、同時に非常にすぐれてもいる。醜く忌わしい。だが、同時に美しくもある。恐ろしい、読む人を苦しみ悩ませる、力強い、情熱にみちた書物である。
サマセット・モーム
『嵐が丘』は類まれな驚くべき書物である。
— kotorisuki (@musicpaperback) 2020年12月21日
同時代の他の小説とは、いささかの関係も持っていない。出来映えは非常に悪い。だが、同時に非常にすぐれてもいる。醜く忌わしい。だが、同時に美しくもある。恐ろしい、読む人を苦しみ悩ませる、力強い、情熱にみちた書物である。
サマセット・モーム
世界の十大小説(1954)/モーム
— kotorisuki (@musicpaperback) 2020年12月21日
選出されたのは、
トム・ジョーンズ/フィールディング
高慢と偏見/オースティン
赤と黒/スタンダール
ゴリオ爺さん/バルザック
デイヴィッド・コパフィールド/ディケンズ
ボヴァリー夫人/フローベール
白鯨/メルヴィル
嵐が丘
カラマーゾフの兄弟
戦争と平和 pic.twitter.com/g9icnnUTJc
サマーセット・モーム*3(『世界の十大小説』)の『嵐が丘』評。これって、今岩波文庫に入っているのか! 私は岩波新書で読んだぞ。
岩波文庫に入っているのですね! 私は岩波新書で読みました。 https://t.co/nafpPczzFH
— SUMITA MIKIO (@MikioSumita) 2020年12月21日
- 作者:W.S.モーム
- 発売日: 1958/11/17
- メディア: 新書
- 作者:W.S.モーム
- 発売日: 1960/04/18
- メディア: 新書
- 作者:小川洋子
- 発売日: 2016/01/07
- メディア: ペーパーバック
*1:http://pb-music.sakura.ne.jp/index.htm
*2:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050618 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061109/1163080989 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070811/1186803766 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070904/1188914819 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080221/1203567187 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080714/1216008269 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090819/1250711074 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20111020/1319138801 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141031/1414691108 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150107/1420597656 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150323/1427091367 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150331/1427776615 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160830/1472570260 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171204/1512316862 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180213/1518497188 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20181023/1540262182 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/07/30/214730
*3:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100630/1277877221
*4:See https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/09/07/094242