「ひやおろし」


ひやおろし」ってこういうことか;


日本酒は冬に醸造されて絞られたあと、劣化を防ぐために二度、「火入れ」と呼ばれる加熱処理が行われます。冬に絞られたその状態のまま、火入れを行わずに卸される日本酒は「生酒」と呼ばれています。

ひやおろし」とは、日本酒を造る段階で、二度目の「火入れ」を行わず卸される日本酒のことを指します。冬に絞った日本酒は、春以降に保存する際に、この「火入れ」を一度行って貯蔵されます。

秋になり、外の気温と、貯蔵庫の温度とが同じくらいになるころに出てくる日本酒の「ひやおろし」は、江戸時代に生まれたといわれています。日本酒の温度で常温の意味を指す「冷や」の状態で「卸す」ことから、そう呼ばれています。これが「ひやおろし」の語源です。
(「秋の日本酒「ひやおろし」とは?「ひやおろし」について解説します」https://kurand.jp/blogs/magazine/387087368247

また、

日本酒の「ひやおろし」の特徴は、火入れを一度行ってから貯蔵したお酒であることです。

冬に絞ったまま卸した「生酒」がフレッシュな味わいであるのに比べ、「ひやおろし」は一度火入れを加えた後に、貯蔵庫で夏のあいだ寝かせてあるため、時間によって程よく熟成されています。絞りたての粗さが取れ、味わいにまろやかな丸みが出て、味わい深さとを楽しめるのが、日本酒の「ひやおろし」の特徴なのです。(ibid.)

「梅一輪」*1は千葉の地酒。

*1:http://www.umeichirin.com/ https://ameblo.jp/umeichirinshuzo/ See eg. chibanokoto「山武の梅一輪酒造のこと」https://chibakoto.exblog.jp/17230186/ highstandard「九十九里、花の酒『梅一輪』を汲む」http://c2h5oh.jp/kujukuri-umeichirin/