岡崎、大津、神戸、徳島、川口

NHKの報道;


西武・そごう 愛知・滋賀・神戸・徳島・埼玉の5店舗閉鎖へ
2019年10月10日 16時09分


流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは傘下のデパートそごう・西武の愛知県や滋賀県徳島県などにある5つの店舗を閉鎖することを明らかにしました。

閉鎖するのは、
▽愛知県岡崎市の「西武岡崎店」、
滋賀県大津市の「西武大津店」、
▽神戸市西区の「そごう西神店」
徳島市の「そごう徳島店」で、
いずれも来年8月の閉鎖を予定しています。

▽埼玉県川口市の「そごう川口店」は、再来年の2月の閉鎖を予定しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191010/k10012121301000.html

滋賀県というのは堤康次郎*1の生地であり「西武大津店」の閉店というのはかなりシンボリックなことだと一瞬思ったのだけど、「西武」は既に堤家とは関係なくなっているのだった。
毎日新聞』の記事;

「残念」「困る」西武創業者ゆかりの滋賀で西武大津店閉店へ
10/10(木) 19:47配信毎日新聞


 西武グループゆかりの地から「西武」の名を冠したランドマークが姿を消す。セブン&アイ・ホールディングスは10日、西武大津店(大津市におの浜2)を来年8月末に閉店すると発表した。西武グループの創業者、故堤康次郎氏(1889~1964年)の出身地・滋賀県で、市民に半世紀近く愛された「百貨店」の閉店。この日、同店を訪れていた買い物客からは「無くなると困る」「残念」などと驚きと落胆の声が漏れた。

 同店は1976年6月に開店。7階建てで営業面積約2万8000平方メートルの店内には、婦人服やアクセサリーなどの婦人雑貨、紳士服や靴、時計、子供服などさまざまな品がそろう。和洋菓子や総菜、パンなどの専門店が並ぶ食品コーナーや和食や中華などのレストランも入るほか、「無印良品」や「ロフト」なども入居する。

 ピーク時の1993年2月期の売上高は371億1700万円に達したが、郊外型のショッピングセンターの出店が相次ぐなど経済環境の変化もあり、今年2月期の売上高は99億7200万円(前年比96・4%)とピーク時の3割以下まで落ち込んだ。運営する、そごう・西武は「現状のままでは業績の改善を見通すことは困難」と判断し、来年8月末での閉店が決まった。

 この日、同店で友人と待ち合わせをしていた大津市の主婦、中野栄美子さん(70)は「できた当初は古い町並みに変化をもたらしたように感じた。『西武』創業者の地元なので、無くならないだろうと思っていた。無くなると困る」。同市の主婦、片田恭子さん(55)は「大津の中心の一つで、シンボルが消えるようで残念」と肩を落とした。夫婦で訪れた同市の塚本博一さん(62)、妻和美さん(63)は「初めて聞いて驚いた。スーパーに無いものやブランド品があって重宝していたのに……」と話した。

 同店の閉店を受け、三日月大造知事は「開店以来、大津のにぎわいづくりに大きな役割を果たしていただき、大変驚くとともに残念」、大津市の越直美市長は「大変驚いている。多くの市民が利用していた店舗だけに大変残念な発表だ」とのコメントを発表。大津商工会議所は「突然のことで驚いている。地元経済に多少なりとも影響を与えることで、残念だ」とコメントした。

 同店には先月15日現在、社員41人、契約社員116人の計157人が働く。同店の広報担当によると、正社員は配置転換となるが、契約社員は閉店翌月に契約終了となる予定。テナントの扱いなど詳細は決まっていないという。【諸隈美紗稀、成松秋穂】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000095-mai-bus_all

船橋西武*2がなくなったのは昨年のこと。現在はビッグカメラになっている有楽町のそごうが閉店したのは何年前のことだったっけ?