オレオレ

「伊藤詩織さんを逆提訴で1億円請求、「安倍首相ベッタリ記者」のメンタリティ」http://news.livedoor.com/article/detail/16352883/


今頃になって知ったのだが。
週刊新潮』曰く、


安倍総理ベッタリ記者こと山口敬之・元TBSワシントン支局長(52)*1に準強姦容疑で逮捕状が発付されて早4年。山口記者は、「レイプされた」と訴える伊藤詩織さんに1億3千万円の損害賠償を請求している。

(1)1億3千万円の賠償金支払いと全国紙・ウェブ上に謝罪広告を掲載する。
(2)詩織さんと性行為をしたことは事実だが、合意のもとだった。詩織さんは行為当時、意識を有していた。
(3)詩織さんの訴えは「悪質な虚構」。
(4)詩織さんの活動は「政治目的」「経済目的」。
記事では、これら4点を詳細に紹介しているのだけど、(自分及び読者の)精神衛生上の理由により、また本エントリーの主旨からも外れるので、ここでの引用は控えておく。知りたい方はオリジナルを読んでください。
笑って(嗤って)しまったのは*2、記事のタイトルにも関連する以下のパッセージ;

他人(ひと)のフンドシで相撲を取るような者はその重みをよく知っていて、だからこそ、そのフンドシは自分のものだと思い込みたいものだ。

 例えば、ものした著作二つの表紙いずれにも、安倍晋三首相の写真を使う書き手のメンタリティは、その最たる例であろう。

 真偽のほどは判然としないが、その書き手、すなわち山口敬之記者の著書は、TBS時代に経験した「オレオレ自慢」に溢れていて、

中川昭一代議士の通夜に安倍さんから誘ってもらえるオレ〉

衆院解散用の会見原稿を安倍さんから読み聞かされるオレ〉

〈安倍さんから“山ちゃん”とあだ名されるオレ〉

〈安倍さんから麻生さんへのメッセンジャーを依頼されてちょっと困るオレ〉

 などといった具合である。

 あるいは彼には、特捜検察に助成金詐欺容疑で逮捕・起訴されることになるスパコン会社の顧問の顔もあった。この会社は、ザ・キャピトルレジデンス東急の家賃約200万円の部屋を自由に使わせるという厚遇で山口記者を迎えていた。それはともかく、スパコンの営業先にこの著書を名刺代わりに持ち込み、〈時の最高権力者と仲良くしてきたオレ〉というアピールが、彼の口から語られたこともあった。

この山口のカウンターに対する感想は、立川談四楼*3が呟いている通り;

「山口敬之氏、伊藤詩織氏を反訴」に目が点となった。「彼女は性被害ビジネスに私を利用した」として1億3000万円の損害賠償を請求したのだ。反省の日々を送っているものと思ったらこれだ。看過できないのは「性被害ビジネス」で、どこまで腐ったらこんな言葉が吐けるのか。盗人猛々しいにも程がある。


立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2019年3月28日
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1111103683872251904