Dom Phillips “Brazil museum fire: ‘incalculable’ loss as 200-year-old Rio institution gutted” https://www.theguardian.com/world/2018/sep/03/fire-engulfs-brazil-national-museum-rio
Associated Press “After Rio museum fire, questions about cause, what survived” https://www.msn.com/en-us/news/world/firefighters-battle-massive-blaze-at-esteemed-rio-museum/ar-BBMNmA7?OCID=ansmsnnews11
「ブラジル 国立博物館がほぼ全焼 収蔵品の多くを焼失」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180903/k10011605571000.html
現地時間9月2日夜、リオデジャネイロにある伯剌西爾国立博物館*1が火事になり、ほぼ全焼。そのコレクションの殆どは焼失してしまった。ラテン・アメリカ最大の博物館。植民者の野望も先住民の嘆きも灰燼に帰してしまったわけだ。そもそもの出火の原因はいまだ解明中だが、ここまで火事が酷くなった一因として指摘されているのは、消防隊が駆け付けた際に、消火栓が壊れていて水が出なかったということ。
タイトルは勿論『奥の細道』*2からだが、南半球のリオは冬、冬草やと吟み始めなければならないのだった。また、今回「記憶のロボトミー」(Marina Silva)という試練に直面してしまった伯剌西爾という国については、川田順造『「悲しき熱帯」の記憶』*3をマークしておく。
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「悲しき熱帯」の記憶―レヴィ=ストロースから50年 (中公文庫)
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Marcelo Silva De Sousa and Mauricio Savarese “Fragments found in Brazil museum fire provide some hope” https://www.sfgate.com/news/world/article/After-Rio-museum-fire-questions-about-cause-13202314.php