「子無し税」

東京新聞』(共同通信)の記事;


年収800万円超で増税案 政府検討、子どもなし世帯

2017年11月17日 00時44分


 政府が2018年度税制改正で議論する所得税改革に関し、子どもがいない世帯では年収が800万〜900万円を上回る場合に増税とする案を検討していることが16日分かった。各種控除の見直しにより高所得層が増税となる一方、低所得層は減税とし、子育て世帯も負担が重くならない仕組みを目指す。
 与党と調整しつつ今月下旬から議論を本格化させる。年収の線引き次第で世帯によって明暗が分かれるため、世論の反応も見ながら慎重に制度設計を進める見通しだ。
 これまでの調整では、高収入な会社員ほど税負担の軽減額が大きい給与所得控除を縮小し、多様な働き方に対応した税制に改める方向だ。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017111601001913.html

少子化を何とかしたいなら、「子どもがいない世帯」を締め上げるのではなく、(年収に関わりなく)「子育て世帯」一般に対して優遇措置を講ずるのが本筋だろう。


深海*1「「子無し税」を政府が導入検討へ」http://buzzap.jp/news/20171117-no-kid-tax/


対象は年収800万円以上ということで、また「低所得層」への配慮をちらつかせていることによって、政府は貧乏人の富裕層へのルサンティマンを利用しようとしているのかも知れない。また、自分は所得が低いから関係ないと思っている人もいるかも知れない。しかし、深海氏は、対象年収なんて後から幾らでも引き下げることは可能なのだと説く。
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常見陽平*2「「子どもなし世帯」という言葉の無神経」http://blogos.com/article/259890/