「襟裳岬沖」

北海道新聞』の記事;


北朝鮮ミサイル、北海道上空通過 襟裳岬沖の太平洋落下
08/29 09:39 更新


 政府によると、北朝鮮は日本時間の29日午前5時58分、弾道ミサイル1発を北東方向に発射した。ミサイルは約2700キロ飛行し、北海道上空を通過、6時12分、襟裳岬の東約1180キロの太平洋上に落下した。日米韓が種類などを分析している。安倍晋三首相は「これまでにない深刻かつ重大な脅威だ」と非難、国連安全保障理事会に緊急会合開催を要請し、北朝鮮への圧力を強化すると表明した。

 北朝鮮のミサイルが日本上空を通過したのは16年2月に人工衛星打ち上げと称して長距離弾道ミサイルテポドン2号」改良型を発射して以来。

 新型中距離弾道ミサイル「火星12」などの可能性がある。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/128626

J-CASTニュース』;

北ミサイル発射 日本上空を通過、襟裳岬の東1180キロ海上落下
2017/8/29 08:06



北朝鮮が2017年8月29日朝、北東方向へ向けて弾道ミサイルを発射した。

日本の上空を通過して襟裳岬東方の太平洋上に落下した。

落下物、船舶や航空機への被害も確認されず

弾道ミサイルは29日5時58分ごろ北朝鮮西岸の順安(スナン)から北東方向へ発射され、6時7分ごろに北海道上空を太平洋へ通過、その後ミサイルは3つに分離し、6時12分ごろ襟裳岬の東方約1180キロメートルの太平洋上に落下したと推定されている。菅義偉官房長官が6時40分ごろ開いた臨時の記者会見で明らかにした。

同会見の時点で日本の領域への落下物は確認されておらず、日本の船舶や航空機への被害も確認されていない。自衛隊によるミサイル発射措置は取られなかった。

JR東日本上越・東北・北海道新幹線は安全確認のため一時運転を見合わせたが、6時29分ごろ運転を再開した。

北海道西部の泊原発1、2号機に被害は確認されていない。

ミサイルの飛行距離は2500〜2700キロほどにおよび、中距離弾道ミサイル「火星12号」の可能性がある。高く打ち上げるロフテッド軌道ではなく、通常の弾道で発射されたとみられている。

日本政府は菅長官、河野太郎外相、小野寺五典防衛相らがNSC国家安全保障会議)を開き、情報の分析を進める。

6時14分ごろにはJアラート(全国瞬時警報システム)が、ミサイル発射に関する緊急情報を伝えた。対象地域は北海道、青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県茨城県、栃木県、群馬県新潟県、長野県だった。

北朝鮮が発射したミサイルが日本上空を通過したのは過去、1998年にもあり、「テポドン1号」が津軽海峡付近から日本列島を通過していた。

また、北朝鮮は今月、グアムに向けてミサイルを発射する計画を発表していた。これに対して米トランプ大統領は、もし攻撃されたら前代未聞の惨事になると警告。その後、北朝鮮は「米国の行動を見守る」としていた。
https://www.j-cast.com/2017/08/29306959.html

今朝、家人が北朝鮮がミサイルを発射したといったので、それは先週のことだろうと一瞬思ったのだが*1、PCを開いて、数時間前の出来事だということを確認;


Justin McCurry “North Korea fires missile over Japan” https://www.theguardian.com/world/2017/aug/28/north-korea-fires-missile-japan

*1:See “North Korea launches three short-range ballistic missiles into sea” https://www.theguardian.com/world/2017/aug/25/north-korea-fires-several-projectiles-into-sea-of-japan