求刑は15年 - Living, Loving, Thinking, Again

承前*1

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かぶという人名だと、どうしても魔法使いサリー *2の弟を思い出してしまうのだが、親がサリーのファンだったのかどうか。
共同通信(『日刊スポーツ』）の記事；

少女誘拐で懲役15年求刑、「悪質かつ巧妙」と検察
[2017年7月25日12時43分]

　埼玉県朝霞市の少女（１６）が昨年３月、２年ぶりに保護された誘拐事件で、未成年者誘拐と監禁致傷、窃盗の罪に問われた寺内樺風被告（２４）の論告求刑公判が２５日、さいたま地裁（松原里美裁判長）で開かれた。検察側は「悪質かつ巧妙だ」として懲役１５年を求刑した。
　検察側は論告で「被害者を誘拐し、隔離して変化を観察したいという動機は身勝手極まりない」と指摘。「自閉スペクトラム症の傾向にあるが、責任能力に欠けるところはない」と述べた。
　論告に先立ち、少女の母親が被害者参加制度で意見陳述し「娘の心の大きな傷は消えることはない。一生刑務所から出てきてほしくない」と厳罰を求めた。
　論告によると２０１４年３月、朝霞市で当時中学１年の少女を車に乗せて誘拐。昨年３月まで、千葉市や東京都中野区の自宅マンションで監禁し、少女に重度の心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）を負わせたなどとしている。
　初公判で寺内被告は誘拐罪を認めた。監禁罪については「監視したのは数日から数週間で、２年間にわたったとの意識はない」と述べた。
　判決は８月２９日。（共同）
https://www.nikkansports.com/general/news/1861465.html

15年というのが長いのか短いのかを判断する基準を持たない。
「自閉スペクトラム症」という診断なのか。「責任能力に欠けるところはない」わけだけれど、提携定型発達の人にとっては、「責任」は直観的に納得されるものなのに対して、どうしても知的に理解されるべき理屈になってしまうということがあるのでは？　寺内樺風を庇うつもりはないけれど、必要以上に第三者の心証を悪化させてしまうということがあるんじゃないかと心配してしまう。　

*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160328/1459132113 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160329/1459217548 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160330/1459303690 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160331/1459388896 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160415/1460657596 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161104/1478225290