大阪/京都

最近は危険だということで小中学校の理科の実験でも「アルコールランプ」を使わなくなっているらしいのだが*1。それとはまあ関係ないか。
朝日新聞』の記事;


京大病院で実験中に炎 女性が背中や腕にやけど

本多由佳

2017年6月9日12時13分

 9日午前10時55分ごろ、京都大学医学部付属病院(京都市左京区)で、実験をしていた男子学生から「実験中に化学薬品から炎が出て、煙が上がっている」と119番通報があった。同市消防局や病院によると、実験器具の一部が燃え、実験をしていた京都大大学院薬学研究科の女子学生(25)が背中や腕にやけどを負い、病院に搬送された。意識はあり、命に別条はないという。

 病院によると、現場は旧産婦人科病舎で、現在は入院患者はおらず、実験などに使っているという。この病舎では昨年7月にも火災が発生し、焼け跡から微量の放射線量が検出された。(本多由佳)
http://www.asahi.com/articles/ASK693R8QK69PLZB009.html

NHKの報道;

大阪薬科大で大きな音と煙 男性助教がやけど

6月9日 17時59分


9日午後、大阪・高槻市の「大阪薬科大学」で、助教の男性がガラス瓶の底に残った薬品を水で洗い流そうとしたところ、突然、大きな音とともに火柱が上がり、助教は顔などに軽いやけどをしました。警察は、水と薬品が化学反応を起こしたと見て原因を詳しく調べています。

9日午後3時すぎ、大阪・高槻市奈佐原の「大阪薬科大学」にある実験棟の研究室で、33歳の助教の男性がガラス瓶の底に残った薬品を水で洗い流そうとしたところ、突然、大きな音とともに火柱と煙が上がりました。

警察によりますと、この事故でガラス瓶が割れたほか床の一部も焦げたということで、助教は顔や腕などに軽いやけどをしました。大学では、授業を一時中断し、学生や教員を建物の外に避難させる措置を取りました。

当時、助教は1人で薬品類の整理をしていたということで、警察は、ガラス瓶を洗う際に水と薬品が化学反応を起こしたと見て原因を詳しく調べています。
大阪薬科大学の構内にいた薬学部の女子学生は、「バンという音がしてサイレンが鳴った。講義中だったが研究棟に立ち入らないようにと言われ、そのまま避難した。建物の上のほうには引火性の高いものを扱う研究室もあると聞いている」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170609/k10011012171000.html

京都と大阪、午前と午後。まあ偶然なのだろうけど、大阪薬科大学の水と爆発的に反応する物質って何?