「PHP新書」とか

ツジコエリコ*1「“彼女を自宅に入れない男”が増えている!? 「なんとなく…」とにごす彼らの胸の内」https://joshi-spa.jp/656643


そうなんだって!
最初の事例として紹介されている男性;


「自分は何かのオタクというわけじゃないけど、置いてある本や家具、シャンプー、インテリアなどで自分の価値観や消費などをすべて知られてしまうのがイヤだから。自己啓発書とPHP新書は特に見られたくない」(SE・26歳・三軒茶屋在住)
自己啓発書」*2というのはわかる。でも、何故「PHP新書」を「見られたくない」のか。「PHP新書」ってあまり「自己啓発書」という感じでもないと思うけれど。或いは、岩波新書中公新書よりもランクが下の新書で、尚且つ自分が右寄りの政治的スタンスを持っていると印象付けてしまうから? まあ自分の隠したい部分というのは人それぞれだろう。でも、「自分の価値観や消費などをすべて知られてしまうのがイヤ」だとしたら、一緒にアートや映画を観るとか音楽を聴くということもできない。文学でもそうだけど、アートや映画や音楽の趣味って端的に「自分の価値観や消費など」を暴露してしまうのでは?
彼女の家にラッセンの絵が掛けてあったらどう反応する? というネタを思い出してしまった*3