北海道大学教職員組合執行委員会「北大で教授205名分の人件費削減を提案」http://elm-mori.hatenablog.com/entry/2016/09/07/095649
曰く、
2月には、新潟大学において「財政難」のために「教員人事」が「凍結」されるという報道があったのだった*1。
8月22日に開催された部局長等連絡会議で、運営費交付金の減額、
年金一元化等による財政悪化を理由に、平成29年度から33年度までの
5カ年で、教授205名(助教ならば342名)に相当する人員
削減案が提案されました。
各部局とも14.4%の一律削減が目標とされています。
(ただし、医学部、歯学部、小部局を除く)資料:http://ha4.seikyou.ne.jp/home/kumiai/16/160906.pdf
目標は退職者の不補充,任期付き教員の雇い止め等により
達成することとされています。目標達成できない部局では、
新規の採用・昇任人事が行えなくなるほか、部局配分経費がカットされます。
各部局の組織、研究・教育、労働条件等に大きく影響する、極めて深刻で
重大な問題といえます。
*1:永田篤史「新潟大、財政難で教員人事凍結 原則2年間、補充もなし」http://www.asahi.com/articles/ASJ235JH5J23UOHB014.html Cited in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160204/1454592588