丹下左膳の甥っ子ではなかった

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「オセロ生みの親」長谷川五郎さん死去 故郷・水戸の世界選手権を前に無念

東スポWeb 6月23日(木)14時55分配信



 世界で人気の卓上ゲーム「オセロ」*1を考案し、日本オセロ連盟会長を務めたゲーム研究家の長谷川五郎さん*2が20日午後11時7分、千葉県柏市の自宅で死去していたことが23日、分かった。83歳だった。

 長谷川さんは水戸市出身。水戸では11月、2006年以来2回目となるオセロ世界選手権が開催される。故郷で再度の大舞台を前に無念の最期を遂げた。

 盤上で白と黒の石が何度もひっくり返り、大逆転もある攻防が魅力のオセロ。西洋のゲームかと思う人も少なからずいるようだが、日本オリジナルだった。その「オセロをつくった男」として名高いのが長谷川さんだ。

 長谷川さんは第2次世界大戦後間もないころの少年時代、オセロの原型となる囲碁を使った遊びを考案。「オセロ公式ホームページ」によると、学校の休み時間に遊べるゲームとして子供たちの間で人気になった。石が白黒2色なのは碁石からきているという。

 社会人になった後に長谷川さんはこの遊びを思い出し、牛乳びんのふたを石代わりに試作品を作って玩具メーカーへ持ち込み。このアイデアが認められ、1973年に登録商標「オセロ」の商品として発売され、世界的にヒットした。父親の長谷川四郎さんは著名な英文学者で、商品名は四郎さんがシェークスピアの名作にちなんで命名したといわれる。

 長谷川さんは73年に設立された日本オセロ連盟*3の会長に就任。同年から全日本選手権が行われ、77年に世界選手権が始まった。発祥地の水戸市での世界大会実施に向けて尽力し、06年に水戸市で開かれた世界選手権にも携わった。

 英国で開催された昨年の世界選手権では、高梨悠介九段が4回目の優勝を飾り、日本は団体戦も制した。11月の水戸大会まで4か月あまり。節目となる40回目の世界選手権を見ることはかなわなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160623-00000031-tospoweb-ent

この長谷川五郎さんの父親が「長谷川四郎」だというのを読んで、 長谷川四郎って、あの詩人で林不忘*4の弟だった人じゃないか! と思い、でもその長谷川四郎が水戸に住んでいたなんて聞いたことがないぞとも思った。でも、Wikipediaを見たら、お互いに同姓同名の別人だと書いてある*5。それで、一抹の徒労感を覚えたというのも事実なのだ。
「オセロ」というのはシェイクスピアの戯曲*6に由来するということだけど、今年が偶々シェイクスピア400回忌だということは興味深いことだ*7
オセロー (新潮文庫)

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長谷川氏自らが語る「オセロの歴史」;


http://www.othello.gr.jp/r_info/history/