先ずは『Fashionsnap.com』の記事：
「プランタン」が終了すると聞いても、正直言って、同じ年に開業した「マリオン」が終了することを知ったときほどの感慨はない*1。それよりも、 「プランタン銀座」の親会社であった「ダイエー」もとっくの昔に亡くなっているということの方が諸行無常を感じさせる。ところで、「プランタン」以前にあの土地が何だったのか、思い出せない。あそこは、そもそも読売新聞の地所で、読売関係の何かがあった筈なのだが。
「プランタン銀座」来年末で営業終了へ 仏プランタン社と契約終了で新ストアに移行
2015年12月15日 16:45 JST
プランタン銀座が、仏プランタン社との商号・商標契約を2016年12月末で終了することを発表した。「プランタン銀座」での屋号の営業は同時期に終了し、名称を変更して2017年3月にリニューアルオープンする。
「プランタン銀座」は、当時のダイエーが仏プランタン社と締結したロイヤルティ契約をもとに1984年4月に開業し、20代〜30代の働く女性をターゲットにしたカジュアルなデパートとして営業を続けてきた。開業当時と比べ、訪日観光客が大幅に増加するなど銀座エリアの商業環境が大きく変化し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせて同エリアの再開発や再活性化が進むことなどから、仏プランタン社との商号・商標契約を終了して「プランタン銀座」としての営業を終え、新たな事業展開を図ることに至った。リニューアルの概要は今後発表予定。
http://www.fashionsnap.com/news/2015-12-15/printemps-ginza/
Alison Flood “Japanese bookshop stocks only one book at a time” http://www.theguardian.com/books/2015/dec/23/japanese-bookshop-stocks-only-one-book-at-a-time
“A Single Room with a Single Book – Morioka Shoten” http://www.takram.com/projects/a-single-room-with-a-single-book-morioka-shoten/
「「一冊の本を売る書店」が銀座に 森岡書店の新店舗にスマイルズ遠山社長が参画」http://www.fashionsnap.com/news/2015-05-07/moriokashoten-ginza/
森岡督行「森岡書店 銀座店ができるまで 第1回：一冊の本を売る本屋」http://dotplace.jp/archives/18720 うhttp://dotplace.jp/archives/18766 http://dotplace.jp/archives/18791
今年5月に開店した「森岡書店」について。これは「書店」なのか、それとも画廊といった方がいいのか。それよりも、銀座1丁目の「鈴木ビル」というトポスの方が興味深い。
『ガーディアン』の記事から少しコピー；
“The concept of this bookstore seems to have gained the sympathy of a lot of people, and I receive a number of guests from all over the globe,” said Morioka, who has sold 2,100 books so far.The bookseller added that while “the current book market seems to be taking second billing to ebooks and other media such as social networking services”, he believes that “a book is a physical object with special attraction that has been, is and will always be the same, and that many will continue to utilise physical books, especially as a communication tool”.
「中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟」http://www.asahi.com/and_w/gallery/1224_nakagin/
