洪峰殴られる、など

石剣峰「作家洪峰雲南被打現已脱離危険期」『東方早報』2012年2月1日


1月22日(農暦の大晦日)夕方5時頃、雲南省曲靖市会澤県金鐘鎮馬武村の作家洪峰氏*1の自宅に、馬武村の共産党書記呂昌貴に率いられた村民20数名が押しかけ、洪氏に殴る蹴るの暴行を加えた。「会澤県人民医院」の診断書によると、洪氏は肋骨3本を骨折し、今に至るまで「昏睡状態」が続いている。呂昌貴側の説明によると、地代を取り立てに行ったのであり、洪氏の方が先に手を出したという。しかし、洪氏の妻蒋燕によると、2009年に馬武村の「公用地」を借りたが、同年10月に地代を清算しており、問題の土地は既に別人が占有しているという。洪峰氏は2006年に瀋陽市で〈乞食パフォーマンス〉を行い、話題になった。その後、妻の病気療養のために、妻の実家がある雲南省曲靖市会澤県金鐘鎮馬武村に移住していた。この記事によると、警官が事件現場に駆けつけていたにも拘わらず被疑者の拘束などは行われていないということだったが、2月2日付けの『雲南網』の記事*2によると、男性1名が拘束されているという。


石剣峰「龍応台出任台湾文化建設部門負責人」『東方早報』2012年2月1日


1月31日に、再選された台湾の馬英九総統*3は「行政院」閣僚名簿を発表した。その中で、「行政院文化建設委員会主委」に文筆家の龍応台*4が任命された。「文化建設委員会」は台湾の文化行政に関する最高機関であり、5月20日以降、「文化部」に昇格されることになっている。彼女は1999年から2003年まで、台北市長だった馬英九の下で台北市文化局長を務めている。


「中聯辦主任:対個別内地学者不当言論表示遺憾」『東方早報』2012年2月1日


彭清華「中央人民政府駐香港聯絡辦公室」主任は1月31日に「港島各界2012年新春酒会」において、孔慶東教授暴言事件*5について、「最近、個別内地学者発表了不当言論、我們対此深表遺憾。這些言論不僅引起了許多香港市民的不満、也受到了許多内地民衆的批評」と謝罪した。