コクトーズを聴きながら

金曜日、成田17時30分発のJAL中国東方航空共同運航便で上海へ。本来の出発時刻よりも30分遅れ。今回は離陸前に眠ってしまい、気がついたら空の上であった。浦東空港には予定よりも15分遅れで着陸。タクシーに乗って自宅に到着したのは9時すぎ。
帰宅して、コクトー・ツインズのベスト・アルバムStars and Topsoil: A Collection(1982-1990)*1開封して、プレイヤーにかけてみる。ここで提示されているのは1980年代のコクトー・ツインズの軌跡なのだが、とにかくエリザベス・フレイザーの声というのは聴く度に〈驚異〉という言葉でしか形容できないなと感じる。或いは、これまた陳腐な表現で厭になってしまうのだけれど、リスナーをabyssに惹き込むような声。ただ、1曲目はデビュー・アルバムのGarlands*2の”Blind Dumb Deaf”というロビン・ガスリーがギターで甲高いノイズを掻き鳴らす曲なので、所謂コクトーズ的なものを予想したリスナーはこの不意討ちに些か吃驚するのではないか。Stars and Topsoilを2回通しで聴いたのだけれど、2回目にはフレイザーによってabyssならぬ眠りに引き込まれ、聴きながらソファで眠ってしまった。

スターズ・アンド・トップソイル~コクトー・ツインズ・コレクション 1982-1990~

スターズ・アンド・トップソイル~コクトー・ツインズ・コレクション 1982-1990~

Garlands [輸入盤CD] (GAD211CD)

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それにしても、中国人観光客が何故日本でタイガーの電子ジャーを買うのか不明。