周口店発掘

「周口店猿人洞72年後再発掘」『東方早報』2009年5月5日
Li Xinran “New brush for Peking Man cave” Shanghai Daily 5 May 2009


1929年に北京近郊の「周口店」で北京原人の頭蓋骨が発掘されてから、今年で80年になるが、その頭蓋骨が発掘された「猿人洞」が、1937年の発掘作業中止以来初めて、今月中旬から*1再発掘される。今回発掘されるのは20m2だが、「重要な発見の可能性」は排除しないものの、落石の危険がある箇所の補強などの「保護性発掘」が中心であるという。
北京原人は学名では、Homo erectus pekinensisまたはSinanthropus pekinensisだが、日常的な英語ではPeking Manというのね。

See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070606/1181099879

*1:但し、Shanghai Dailyの記事によれば6月から。