不憫な日の丸など

http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20080404#p3によると、「今日学校や役所、保守政党では日の丸の旗は国旗として扱われていない」そうな。
もうかなり昔になるが、都内で右翼の街宣車を見かけた。右翼の街宣車といえば日の丸がつきものなのだが、車の後ろに旗が立てかけてあったのだが、排気ガスのため、白地に赤くではなく、半ば黒地に赤い状態になっていた。
旗の扱いには文化的な背景があって、日本では出征兵士の武運長久を祈って日の丸に寄せ書きをするということがよく行われていたが、国旗に何かを書き付けることが国旗に対する侮辱として犯罪を構成する国も少なくはない。
さて、『靖国』という映画の上映中止を報じた『ガーディアン』の記事*1靖国神社に参拝する右翼活動家の写真が付せられている。面白いなと思ったのは、彼が巴の紋所の腕章をしていたことだ。巴は陰と陽が完全に融合した太極であり、これを国旗にしているのはいうまでもなく大韓民国である。