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『朝日』の記事;


父の遺品の日の丸、福島党首のもとへ 元米兵から返還

2009年8月9日5時29分


 社民党の福島党首のもとにこの8月、アメリカの一市民から日の丸の旗が届いた。そこには「米英撃滅 祈福島行人君 武運長久」と書かれ、79人の名前がある。戦後64年の夏、当時18歳の父の軍隊入りを送る同級生の寄せ書きが娘のもとに戻ってきた。

 送り主は、アイオワ州に住むロバート・D・バックナーさん。第2次大戦の激戦地硫黄島で生き残り、戦後、占領軍として熊本に駐留した。故郷に送る日本のものをほしいと近郊の村を訪ね、ある女性からこの旗を譲り受け、1箱のたばこと交換した。

 この6月、ロバートさんは幸山政史熊本市長あてに「家族の歴史は彼女の子孫にとって大切でしょう」と返却を申し出てきた。皇紀2603年つまり1943年、「福島行人君」を送る日の丸の旗には「熊本県立商業学校第5学年3組」とある。同窓会で調べたら、宮崎に移り住んでいて、福島党首の父とわかった。行人さんは敗戦を高知で迎え、戦後は銀行に勤め、昨年12月に亡くなっている。

 「ロバートさんに旗を譲ったのは祖母でしょう。歴史の不思議を感じます」と福島党首。ロバートさんに「若者が戦わなくてもいい世界をつくりたい」と感謝の手紙を出した。(早野透
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY200908070197.html

ところで、「日の丸」への寄せ書きだが、寄せ書きという振る舞いはいったい何時頃から行われているのか。左翼でも赤旗に寄せ書きをしたりするので、寄せ書きというのは日本人に根づいた文化といえるのだろう。国旗の上に何かを書き込むというのは国によっては国旗への冒瀆を構成する可能性がある。しかし、日本では何故非難されないのか。
日の丸については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060921/1158852793 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060922/1158949723 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060926/1159279010 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060927/1159324955 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060927/1159360317 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061119/1163954023 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061122/1164224217 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061128/1164736520 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070715/1184517085 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080405/1207330643 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090624/1245814603も。