http://d.hatena.ne.jp/sean97/20080331/p2
http://d.hatena.ne.jp/sean97/20080404/p1
http://d.hatena.ne.jp/rajendra/20080403/p2
「ファン」か「サポーター」かという論争(「ファン」と「サポーター」という言葉の対が妥当なものなのかどうかということはありますが)、唐突なようだけれど、鶴見俊輔の「限界芸術」という用語を参照すれば、けっこうすっきりするかも*1。
ところで、これとは別に思い出すのは、所謂学校スポーツ、特に高校野球とか大学野球。大学野球を純粋に「消費者」の立場で見るというのはあまりないと思う。観戦*2というよりは応援で、学生も教職員もOB/OGも含めた大学という共同体のメンバーとしての義務から見に行く。私の大学時代だと、特に優勝がかかった試合だと、授業は休講になるのが当たり前で、逆に休講にしない教員は〈愛校心〉がないとして異端視された。こういうノリを学生時代にうざいと感じた人はサッカーの「サポーター」のノリに違和感を持つのではないかとも思う。
スポーツと都市コミュニティとの関係というと、ウェイン・ワン/ポール・オースターの『スモーク』にはドジャーズがマンハッタンから逃げ出してカリフォルニアに行ってしまったために人生が狂った男が出てこなかったっけ。そういえば、ライオンズが西武鉄道に買収されて埼玉に行ってしまったために性格が歪んでしまったという九州人は何人か知っている。
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*1:Cf. http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080111/1199991370
*2:客観的に観戦しているのはプロのスカウトくらいでは?