Element Fresh

朝の8時半から、PCに向かって、中国語のファイルと日本語のファイルを交互交互ににらめっこしながら、お仕事。終わったのは5時前。それまで、何も食べず、珈琲を飲んで、向日葵の種を囓っただけ。なので、今時点では日本語を読むよりも英語を読んでいた方が精神衛生上よい。物を書く労働というのは際限なく、もし長引いていたら、夜まで何も食わずということになっていたかも。
仕事が終わり、シャワーを浴びて、外出。バスに乗って、淮海路へ。今まで行こう行こうと思いつつも、行くことのなかったレストランで食べることにする。「新元素(Element Fresh)」なり。米国系のオーガニック・フードの店。ほどよい明るさと広さ。チキンのサンドウィッチと雲南省有機珈琲。実は雲南省の珈琲は初めて飲んだが、亜細亜の珈琲としては苦みが利いているように思った。この珈琲はマグ・カップに入って、12元。これは上海の珈琲の相場としては安い方である。淮海路で珈琲を飲むときは、スターバックスでということが多いのだが、今後はElement Freshは候補のかなり上位に位置することになる。ただ、場所は淮海路の中心から少し外れた嘉華中心(KWah Centre)。
Element Freshは、ボストン生まれの米国人Scott Minoieが2002年に開いた店。今日行った淮海路の店は2号店で、1号店は南京西路の上海商城にある。Scott Minoie氏は”already a talent cook and running a catering business at the tender age of 15”*1ということであるが、2000年に初めて上海に来たのはほんの偶然であるという。
夕食は、芦蒿という野菜をベーコンと一緒に炒め、別に小海老を卵に溶いて焼く。西洋芹を買ってきたのだが、おひたしを作る気力なし。
DVDで『トップ・キャスター』。フジなのに、舞台となるTV局は何故か六本木の方にありそう。

*1:WONG Yee Fong “Element Fresh still fresh as ever” Shanghai Daily24-25 June 2006