宋慶齢の英語とか

先週は雲南省から親戚が上海にやって来たので、上海の名所旧跡を案内して、魯迅故居とか淮海路の宋慶齢故居*1とかに行った。
宋慶齢故居では宋慶齢の原稿とかも展示してあったが、彼女はその原稿を殆ど英語で書いていたことに気づいた。また、周恩来との手紙のやり取りも英文で行われている。宋慶齢は本籍海南島客家だが、上海に生まれて、上海で英語によって中等教育を受け、大学教育は米国で受けている。彼女に限らず、昔の上海生まれのエリートの言語生活というのはどうだったのかというのは興味がある。そういえば、映画『宋家の三姉妹』の中で、宋慶齢宋美齢が英語で会話していたら、蒋介石中国人だったら中国語を話さんかい!とキレてしまうシーンがあった。

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ところで、仏蘭西租界の老房子に住みたいなとは思うけれど、家賃はバカ高いし、実際に住んでいる人から聞くと、鼠対策がけっこう大変らしい。
銀行で、『奧運会観衆指南』というパンフレットをもらう。オリンピックの各会場の案内とかが網羅されている。トライアスロンというのは「鉄人三項」というのだということを知る。上海でもサッカーをやるが、会場は虹口のサッカー場だと思っていたら、上海体育場。こないだ、その前に行ったら、既にセキュリティ・チェックのためのでっかいテントが設営してあった。しかしながら、そこから徒歩5分の自宅付近の様子はいつもと変わらず。