「尋常」その他

 26日、淮海中路の愛普生影藝坊(EPSITE)で、「尋常――路濘攝影作品展」(1月20日〜2月22日)を観る。主に陝西省における路濘氏の家族と親戚の(晴れと褻を含めた)日常が淡々とモノクロの画面に定着されている。そこにあるのは、実在の具体的な〈生〉なのであり、写真を観ていて、(こういう言い方はベタなのかも知れないが)癒されたと申し上げておこう。
 


中国の年末年始はまさにこの春節の時期。そのため、人々の往来が激しくなり、タクシーが非常に捕まえにくくなっている。一般に昼間は空車のタクシーが多いのだが、今では昼間も浦西の中心部では空車のタクシーがほとんどない。浦東は比較的捕まえやすい。
 その理由として、交通渋滞が挙げられている。この時期、企業まわりなどで市内に乗り入れる車両が多く、市内の道路の渋滞に拍車がかかっている。
 さらに、荷物の多い帰省客が駅・ターミナルへタクシーで乗り付けるのも原因の一つ。またボーナスを手にした市民が、街で大きな買い物をして、タクシーで帰ろうとするのも原因の一つ。
 タクシーを捕まえるコツとしては、携帯電話のメールを利用するのも手。中国移動では555596965、聯通では2196965にメールを出すとGPSを使って近くのタクシーが着てくれる場合がある。
 病院やホテル、外国人が多いマンションでタクシーを捕まえるのもコツの一つ。
 28日は大晦日。午後3時ぐらいから人々の移動が始まるため、覚悟しておく必要がある。
http://www.explore.ne.jp/news/article.php3?n=2134&r=sh
とあるが、百盛で紙袋5つ分くらいの買い物をして、これだけの荷物を抱えて地下鉄には乗りたくないなと思いながら*1、タクシーを探したが、全く拾えず、20分くらいそこらを彷徨いてやっと拾ったが、道を知らない運転手で、回り道をするは、渋滞には何度も巻き込まれるはで、これだったら、最初から諦めて地下鉄に乗っていた方が良かったかもと思った次第。
 27日は、以前お引き受けした仕事のギャラをいただけるということなのだが、その場所が駅から遠くて、リッツ・カールトンでモーニングを10回以上は食べられる金額を懐に入れて地下鉄に乗り込むのはさすがにやばいと思い、タクシーを使ったが、今回はすんなり拾えたし、渋滞も上手く避けて、すいすい。普段は余り出歩かない静安区の旧仏蘭西租界の街並みも車窓から堪能。
 あと、1時間ばかりしないと大晦日ではないが、既に日が落ちるとともに、花火大会が始まっている。明日はどうなることやら。

*1:というよりも、地下鉄を降りてから、池袋・渋谷以上の人混みを掻き分けていかなければならない。