滝田／竹本 - Living, Loving, Thinking, Again

『毎日新聞』の記事；

元新左翼理論家の竹本信弘さんが死去　84歳　「過激派の教祖」
8/14(水) 20:54配信

毎日新聞
　元新左翼理論家・活動家の竹本信弘（たけもと・のぶひろ）さん*1が7月14日、肺炎のため死去した。84歳。葬儀は近親者で営んだ。
　京都大大学院博士課程中退。同大経済学部助手として独の社会思想史、特にローザ・ルクセンブルクを研究。1969年の京大闘争に参加し、滝田修のペンネームによる革命論で全国の学生活動家に影響を与えた。映画「パルチザン前史」（土本典昭監督）に出演、「過激派の教祖」とも呼ばれた。71年に陸上自衛隊朝霞駐屯地（埼玉県朝霞市など）で起きた自衛官殺害事件の首謀者として指名手配されると容疑を否認し潜伏。京大で竹本さんの免職処分反対運動が77年まで続いた。82年逮捕、89年に懲役5年の有罪判決確定。釈放後は過去の革命論の非を認めた。著書に「ならずもの暴力宣言」「只今潜行中・中間報告」「滝田修解体」「今上天皇の祈りに学ぶ」など。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f400d31a793e63fab081a3d31008cf311d0a249

王寺賢太氏*2曰く、

竹本信弘＝滝田修没。この人への処分反対闘争のおかげで、京大は70s末まで学生運動の「ガラパゴス」が温存された。おっちょこちょいで物議を醸した人だが、一つ間違えれば大学で先輩になったかもしれない元研究者である。京都にいたとき、一度大学で話をしてもらおうかと思ったことがあった。 https://t.co/GMLVGV5E9H
— spartacus (@accentdeverite) 2024年8月14日