ちょっと前に、ツィッターで黒澤明の『七人の侍』*1についてざわついていたことがあったのだった。
先ず、「アべ・リアさん」という熱湯浴による
という投稿あり。ただ、何も典拠は示されていないし、そんな「賛否分断の大論争」については全然知らない。また、Wikipediaにもそんな記述はない*2。まあ信ずるに足らないということだろう。
(続き)70年前、「七人の侍」封切は小学校の教室まで話題で、観客が殺到した。ところが今同様、賛否分断の大論争となる。
世界の古典となるべき傑作が?朝日ら左翼マスコミが病根だった。「何処が攻めて来るんだ、軍国主義復活か」「野武士にも生活がある」「自衛隊宣伝映画だ!」
今とソックリ。
https://twitter.com/abeliasan/status/1753575023418487089
それに対して、「霊的ボルシェヴィキ」武田崇元氏曰く、
「七人の侍」封切りリアルタイムは幼稚園児なんで知らんが六全協以前の日共軍事路線の中でほんまに「左翼マスコミ」からそんなバカな批判あったんか?あと追いのわしらは三里塚闘争の宣伝映画wあるいは白軍将校から軍事技術を学べいうトロツキー軍事論の映画かと思うたが何か間違ってるか? https://t.co/6N39FcF2P9
— 武田崇元@第444代目 (@sugen_takeda) 2024年2月12日
また、さらに王寺賢太氏曰く、
『七人の侍』はフツーに、六全協以前の共産党の山村工作隊の話だと思って見ていた。 https://t.co/s6fGhvVyfu
— spartacus alias『消え去る立法者』 (@accentdeverite) 2024年2月12日
まあ、1980年代に『七人の侍』の定住民中心主義ってどうにかならないのかと思っていたのだけど。
*1:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20060601/1149153721 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100531/1275277851 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20101127/1290832882 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160404/1459771373 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170809/1502289649 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170906/1504716461 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180720/1532109705
*2:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E4%BA%BA%E3%81%AE%E4%BE%8D