『納猫児契式』だって😍
— 加門七海 (@kamonnanami) 2024年7月7日
「宋の時代には猫の養子縁組契約が盛んで、猫を飼う際には、猫を迎える日を決めて、道士に猫を聖別(開光)してもらう必要がありました。東王公と西王母が一緒に証人となり、猫が決して飼い主から離れず、迷子になることがないようにしました」 https://t.co/ZqrgcBzKx0
宋代流行的纳猫契
— 🌚blackhumor🌝 (@blackym25) 2024年7月7日
在宋代,养猫需要择日纳猫,并请道士来给猫开光,东王公西王母共同见证,这样猫才会跟主人一辈子不离不弃不会走丢 pic.twitter.com/zcAr9FfA0O
納狗契というのはなかったのか? 猫だけ? 猫は儀礼を行い、このような書式を作らなければ家から迷い出てしまう動物であると観念されていたわけか?
漢字(漢文)というものは上→下、左→右という方向に書き連ねられていくべきものなのに、それに逆らい、渦巻き状に書き連ねられていく文というのも面白い。
「東王父」*2と「西王母」*3。「東王父」が男仙のボスで「 西王母」が女仙のボスなのだけど、そのポピュラリティにはかなりの格差があるんじゃないのか。
西王母 東王父
女(母) 男(父)
西 東
山 海
始点 終点
というような対立を引き出すことができる。興味深いの、中国文化に根深い父権(男性優位)原理が〈仙〉においてはあっさりと逆転されてしまっていることだ。因みに、中国人の世界観において「東」というのは日本のことである。
*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20141212/1418411319 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150722/1437588885 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/12/22/014139 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/03/02/012806
*2:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E7%8E%8B%E7%88%B6
*3:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E7%8E%8B%E6%AF%8D See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20060125/1138164201 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/02/19/110343