雲南時間

承前*1


上海にいると、日本との時差を感じることはない。6時くらいになるとちゃんと薄暗くなる*2。しかし、雲南省だと違う。それは雲南の経度と北京時間との相互作用によるもの。3月30日に乗った上海発麗江行きの飛行機は18時過ぎに一旦昆明に着陸した。そして、19時ちょっと前に麗江に向けて飛び立った。19時とはいっても、明るい。大体午後5時の感覚である。麗江に到着したのは20時くらい。8時といえば、完全に夜の筈だが、まだ薄明るい。タクシーに乗って市街地へ移動している間に何時の間にか夜になっていたという感じ。事件に遭ったときは午後4時台だったわけだが、私の感覚としては午後2時か3時の日差しだった。また、重慶の日本領事館からお問い合わせをいただいたと書いたが、それは19時半くらいのこと*3。領事館の方は夜分申し訳ありませんと仰有っていたが、周りはまだまだ明るかった。
というわけで、雲南の印象は先ず時間と日光の関係のちょっとした混乱であった。

*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070330/1175229916 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070408/1176061638

*2:日本との公式の時差は1時間で、6時は日本時間の7時。

*3:そのとき、雲南の大理白族自治雲龍県にいた。麗江よりも少し東南の方向にある。