真言宗だった


神泉苑*1はその前を通ったことはあるけれど、中に入ったことはなかったのだ。真言宗の寺だということに気づく。まあ空海所縁の場所ではあるけれど。でも鳥居を見た記憶はあるよ。
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「異界への入口と信じられた、神泉苑https://www.leafkyoto.net/blog/makai/2018/05/%E7%A5%9E%E6%B3%89%E8%8B%91/


さて、東京の話。井の頭線で渋谷と駒場の中間にある渋谷区神泉町*2の由来は、


江戸時代に刊行された『江戸砂子』によると、「此処に湧水あり、昔空鉢仙人此谷にて不老不死の薬を練りたる霊水なる故斬く名付しと言ふ」とあって、古くから霊泉として知られていました。

江戸時代から明治20年ころまで、弘法湯として栄え、後の円山を中心とする盛り場の発祥地となりました。
(渋谷区「地名の由来」https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/ku/uraig.html

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イト・タクヤ「渋谷歴史散歩No.6 弘法湯と鉢山公園」http://shibuyasanpokaigi.jp/shinbun/index.php/2017/06/26/history6-koubouyu-and-hachiyamakouen/
加瀬竜哉*3「~宇田川源流へ~/神泉支流、松濤公園からの流れ」http://www.kasetatsuya.com/norivernolife/noriver_nolife_01_05.html
「神泉の歴史を探る(3月4日)」http://shibuya-west.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-3e7f.html


ところで、神泉町というトポスに深く関わる本と言えば、佐野眞一『東電OL殺人事件』*4

東電OL殺人事件 (新潮文庫)

東電OL殺人事件 (新潮文庫)

  • 作者:佐野 眞一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/08/28
  • メディア: 文庫