中田耕治

朝日新聞』の記事;


翻訳家の中田耕治さん死去 米国のハードボイルド小説など手がける
2/4(金) 15:09配信


朝日新聞デジタル

 翻訳家の中田耕治(なかだ・こうじ)さん*1が2021年11月26日、心不全で死去した。94歳だった。葬儀は近親者で営んだ。

 1927年、東京生まれ。戦後、ミッキー・スピレインロス・マクドナルドら米国のハードボイルド小説をいち早く紹介、アルフレッド・ベスター「虎よ、虎よ!」、ジェームズ・ケイン「郵便配達は二度ベルを鳴らす」など多くの海外文学を翻訳した。

 評伝も多く、代表作に「ルイ・ジュヴェとその時代」がある。小説「異聞猿飛佐助」は篠田正浩監督により映画化された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7baf3c51a3993f9fb9db90e7792dabb6da2fafe3

昔から、


凄い人


という印象を持っていた。ミステリーの翻訳家、時代小説の作者、ヨーロッパ(ルネサンス)の人物伝記作者、さらにはマリリン・モンロー研究家。こうした諸々の顔を兼ね備えているなんて、凄い! と。
因みに、中田氏が訳した ミッキー・スピレインの小説は『裁くのは俺だ』。