「ヴァルタン」か「バルカン」か

朝日新聞』の記事;


「ウルトラ」「金妻」の飯島敏宏さん死去 バルタン星人の生みの親
2021年10月18日 19時01分



 「ウルトラマン」「金曜日の妻たちへ」などの人気シリーズを手掛けたテレビプロデューサー・監督の飯島敏宏(いいじま・としひろ)さんが17日、誤嚥(ごえん)性肺炎で死去した。89歳だった。葬儀は近親者で営む。喪主は妻弘子さん。

 1957年、テレビ草創期にラジオ東京(現TBS)に入社。ドラマの制作や演出を数多く手掛けた。66年正月に放送が始まった円谷プロの特撮ドラマ「ウルトラQ*1に参加し、演出や第1話「ゴメスを倒せ!」は千束北男の筆名で脚本も担当した。

 同年夏からの「ウルトラマン」ではバルタン星人を登場させた。現在まで続く「ウルトラ」シリーズで最も人気の高い敵役となっている。2006年の「ウルトラマンマックス」でも、監督・脚本を務めた。

 70年には木下プロに出向し、山田太一さん脚本の連続ドラマなどをプロデュースした。83年には鎌田敏夫さん脚本の「金曜日の妻たちへ」で「金妻」ブームを起こし、85年までにパート3まで作られた。

 近年は戦争の記憶を残すことに力を注ぎ、自伝的小説「ギブミー・チョコレート」(19年)と、続編を加えた「あの日、ぼくたちは」(21年)を刊行した。映画監督作に「怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス」「ホームカミング」など。
https://www.asahi.com/articles/ASPBL6595PBLUCLV010.html

「バルタン星人」の名前は仏蘭西のアイドル歌手、シルヴィ・ヴァルタンに因むとずっと思っていた。しかし、それは間違いだという。たしかに、何処をどう操作すればアイドル歌手からじゃんけんができない宇宙人になるのかというのは不可解だ。
『日刊スポーツ』の記事;

名称由来は「欧州の火薬庫」「フォッフォッフォッフォッ」バルタン星人とは
10/18(月) 21:05配信


日刊スポーツ

特撮ドラマ「ウルトラマン」などで脚本・監督を務めた元TBSのテレビプロデューサーで脚本家、監督の飯島敏宏(いいじま・としひろ)さんが17日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、横浜市の病院で亡くなったことが18日、分かった。89歳。TBSが発表した。

飯島さんは、66年に「ウルトラマン」で脚本・監督を務め、同シリーズの人気怪獣バルタン星人の生みの親として知られる。

バルタン星人は、「ウルトラマン」の第2話で初登場する怪獣で、別名「宇宙忍者」。セミのような容姿に、ザリガニのような大きなはさみ状の両手を持つ異星人で、「フォッフォッフォッフォッ」という独特の声を発する。名称は「欧州の火薬庫」と呼ばれたバルカン半島に由来し、また設定当時の人気歌手シルヴィ・ヴァルタンから取ったともされる。

ウルトラマンの“ライバル”となる怪獣だが、「ウルトラマン」16話に再登場すると、その後の「ウルトラマン」シリーズでもたびたび登場。キャラクターとしても人気で、00年代になった現在も、CMなどにも数多く出演している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ced1b2c8ac20bd17d24c7c7aa629db90ab5e4fa0

何なんだろうか? この気弱な両論併記!