諸説紛々

承前*1

これを書いている時点で、横浜市戸塚区で失踪したアミメニシキヘビはまだ発見されていない。
この蛇の行方について、色々な説が出ている。
先ずは、「盗難」説。
『日刊スポーツ』の記事;


アミメニシキヘビ「盗まれた可能性が高いと思う」未発見に住民から疑問の声
5/18(火) 20:17配信


日刊スポーツ

横浜市戸塚区のアパートから姿を消したアミメニシキヘビ(全長約3・5メートル、重量約13キロ)の捜索は18日、警察、消防、横浜市動物愛護センターの職員など約20人で行われたが、発見には至らなかった。

いまだ、目撃情報や痕跡が見つかっていない状況に、近くに住む住民からはある疑問の声が上がった。

ヘビの行方が分からなくなってから13日目となった。20代の男子大学生は「3・5メートルのヘビの目撃情報すらないのが不思議です。誰かに盗まれた可能性が高いと思う」と疑問を呈した。30代の女性は「道にいたヘビを車で盗んだのかな。誰かが飼っているならもう出てこない」と話した。

警察は飼い主の自宅周辺約100~300メートルの範囲を中心に捜査を進めている。戸塚警察署は盗難の可能性について「ヘビが盗まれたことを完全に否定し、または完全に肯定する確固たる証拠がない」とし、「可能性がないとは言い切れません」とコメントした。

動物愛護法で定められている特定動物は、愛玩目的のために新規で飼養することが禁止され、個人的な売買も認められない。保管や飼養も難しく、爬虫(はちゅう)類の専門家は、「盗難の可能性は低いと思う」と分析する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8f5e2f811512270937a8789869356d96b7fae32

灯台下暗し説。
やはり『日刊スポーツ』;

アミメニシキヘビ「アパートの内部構造を捜索すべき」専門家が指摘
5/16(日) 19:25配信


日刊スポーツ

横浜市戸塚区で姿をくらましたアミメニシキヘビ(全長約3・5メートル、重量約13キロ)の捜索で、横浜市戸塚消防署と地元消防団は16日、3日間で延べ300人態勢での捜索を終えたが、発見には至らなかった。

ヘビがいなくなった戸塚区のアパートの周辺を「消防団のみなさんには、クーラーの室外機や自販機の下などちょっとしたすき間を見逃さない習慣は身についたと思います」と3日間指揮をとった鈴木進(しん)消防団長は今後の見回りにも役立つ収穫はあったとした。

では、どこに潜んでいるのか。日本爬虫(はちゅう)類両生類協会の白輪剛史理事長は「灯台もと暗し」なのではないかと推測した。ヘビの行方が分からなくなった6日以降、日々の平均気温は17・2~22・5度とアミメニシキヘビの適温とされる28度以上からはほど遠い。「移動しただろうと、屋外に目を向けているが、飼い主の住んでいたアパートの階段踊り場天井の天板がはがれていた。ヘビの重みで壊れたかも。アパートの内部構造を捜索すべきだと思う」と白輪氏は大胆な推理を展開した。

下山してきた捜索隊が隊列を組んで、住宅地の中を通って帰る姿を見送った近隣住民は、自宅横の側溝を奥まで確かめていた。「(ヘビが)いるんじゃないかとつい見るクセがついた」と苦笑いした。今後、消防団による夕方の見回りが行われるほか、警察などによる捜索が続くとみられる。【寺沢卓】
https://news.yahoo.co.jp/articles/9038296f9aa33963a2c64a773302dba75c7fb34a

さて、

渡辺高嗣「《横浜市》逃走中のアミメニシキヘビ、飼い主が語った“最悪のシナリオ”」https://news.yahoo.co.jp/articles/83eae50090d3afa1441a4453cad568f9e344c721


アミメニシキヘビの餌について語られている。


飼い主の男性によれば、与えていたエサは冷凍のラット(ドブネズミ)。1か月に1度、1匹丸のみするだけで数か月は腹が持つ。下アゴが左右に「ニューッと伸びる感じ」(同男性=※写真)で開き、大きなエサをのみ込んでいくという。

「生き物丸ごとなので栄養価がある。内臓もあるし骨もあり、カルシウム、ビタミンなどバランスがとれます。ほかのエサを与えたことはありません。飼い主目線で言うと、冷凍エサしか食べていないので外では何も捕食できないだろうなと。近くの雑木林にはリスなどもいるんですけど、狩ることはできないんじゃないか」(飼い主の男性)

1か月にドブネズミ1匹!