灯台の下は暗かった

承前*1

『日刊スポーツ』の記事;


アミメニシキヘビを捕獲! アパートの屋根の骨組みに巻き付いていた
[2021年5月22日16時52分]


アミメニシキヘビが、ついに見つかった! 横浜市戸塚区名瀬町のアパートから逃げ出した体長約3・5メートル、体重約13キロのアミメニシキヘビ捜索は22日、未捜索だったアパート全域の屋根裏の捜索を行ったところ、午後4時48分に屋根の骨組みに巻き付いているところを発見され、その後、無事に捕獲された。

管理会社や賃貸主が協議し、隣人の許可も得て実施された。飼い主に要請され、直後から協力を続けていた日本爬虫(はちゅう)類両生類協会理事長で「体感型動物園iZoo」の白輪剛史園長も加わり、点検口などから大きく壁などを壊さない程度に、確認作業を行ったとみられる。近隣には目撃情報や痕跡すらない状況が続いていただけに、アパート内に潜伏している可能性も残されていたが、捜索17日目にして「ヘビ騒動」が解決した。

◆アミメニシキヘビ騒動の経過

▽6日 午後9時頃に飼い主が帰宅時に、ヘビがケージにいないことを確認。カギが壊され、ベランダの網戸が10センチほど開いていたことから、逃げ出したと判断して警察に通報。

▽7日 警察、消防を含めて捜索を本格開始。日本爬虫(はちゅう)類両生類協会の白輪剛史理事長に飼い主が依頼して捜索協力を要請。

▽12日 都内で「超党派 爬虫類・両生類を考える会」が日本爬虫類両生類協会と合同会見。適切な飼育時の安全性を訴える一方、管理体制の点検などの徹底を求めた。

▽13日 新たな策として「おびき寄せ作戦」を実施。普段から与えていたエサを入れたかごを5カ所設置し、捜すのではなく出てきてもらう方法も同時進行。

▽14日 警察、消防など100人態勢での捜索。飼い主は他に飼養していたビルマニシキヘビなどヘビ3匹、ワニ1匹、カメ1匹を爬虫類業者に譲渡。

▽15日 飼い主が引っ越し作業を行い退去。

▽16日 3日間でのべ300人の強化態勢を敷いた最終日。

▽17日 アパート自室の屋根裏など捜索したが発見に至らず。

▽21日 戸塚署午後4時をもって捜索打ち切り。

▽22日 屋根裏の骨組みに巻き付いている状態で発見。発見した関係者は「元気な状態だった」とコメント。
https://www.nikkansports.com/general/news/202105220000818.html

やはり東大もとい灯台の下は暗かった。そもそも「屋根裏」というのは暗い場所なのだが。
記事の最後についているクロニクルによれば、17日も「アパート自室の屋根裏」を「捜索」したのに、そのときは見つかっていない。それはどうしてなのだろうか。
See also


「飼い主の部屋の屋根裏で発見 捕獲 不明だった巨大ヘビ 横浜」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210522/k10013045901000.html