水上は寂れを通り越して、泉質がいい中小ボロ旅館ばっか生き残りバブル以前の静かな湯治場に回帰してるように見えた。
— 旅常 (@Ryojou_Mujou) 2020年9月9日
更に鬼怒川と違って、射的場とか飲み屋みたいな歓楽地的要素はしっかり残ってるから温泉街を浴衣で歩く楽しみもある。湯治場と歓楽温泉地の次世代ハイブリッド…それが水上温泉。 pic.twitter.com/Dy0wUW0Wz1
何故か妙に懐かしくてRTしてしまった。
実際、水上という温泉街*1にそう何度も行ったことはない。ただ、上野方面から新潟県を目指して急行列車でやってくると、水上の街はけっこうインパクトがあった。山の中の谷あいに突如としてビル街(都会)が出現するというインパクト。多分、鬼怒川温泉*2なんかもそういうインパクトがあったのでは?
ところで、作家の水上勉*3。昔はみんな、ミナカミツトムとかミナカミベンとか呼んでいた。ところが、何時頃からか「水上」はミナカミではなくミズカミと念むのが正しいと言われだし、本人も自分はミナカミではなくミズカミだと宣言し、それで世間でもミナカミツトムと正しく(!)呼ぶのが主流になった。何故ミナカミツトムと呼んだのか? それは「水上」といえばみな群馬県のあの温泉街を想起するので、それにつられてだろうと思った。しかし、Wikipediaを見たら、「ミナカミ」というのはそもそも本名における念み方であって、初期の頃は本人も「ミナカミ」を称していたということを知った*4。そうすると、何故「ミナカミ」を捨てて「ミズカミ」になったのか?
*1:http://www.minakamionsen.com/ See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E4%B8%8A%E6%B8%A9%E6%B3%89
*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/09/12/000542
*3:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120429/1335716623 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20130415/1366001209 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20131023/1382544226 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20140725/1406262846 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170220/1487561367 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/02/28/122332
*4:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E4%B8%8A%E5%8B%89