みなかみ


何故か妙に懐かしくてRTしてしまった。
実際、水上という温泉街*1にそう何度も行ったことはない。ただ、上野方面から新潟県を目指して急行列車でやってくると、水上の街はけっこうインパクトがあった。山の中の谷あいに突如としてビル街(都会)が出現するというインパクト。多分、鬼怒川温泉*2なんかもそういうインパクトがあったのでは?
ところで、作家の水上勉*3。昔はみんな、ミナカミツトムとかミナカミベンとか呼んでいた。ところが、何時頃からか「水上」はミナカミではなくミズカミと念むのが正しいと言われだし、本人も自分はミナカミではなくミズカミだと宣言し、それで世間でもミナカミツトムと正しく(!)呼ぶのが主流になった。何故ミナカミツトムと呼んだのか? それは「水上」といえばみな群馬県のあの温泉街を想起するので、それにつられてだろうと思った。しかし、Wikipediaを見たら、「ミナカミ」というのはそもそも本名における念み方であって、初期の頃は本人も「ミナカミ」を称していたということを知った*4。そうすると、何故「ミナカミ」を捨てて「ミズカミ」になったのか?