妊娠中の医療従事者を守れ!

承前*1

以下のキャンペーンに賛同しました;


高橋美由紀(仮名)「妊娠中の医療従事者をCOVID-19から守ってください!」https://www.change.org/p/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%9C%81-%E5%A6%8A%E5%A8%A0%E4%B8%AD%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%BE%93%E4%BA%8B%E8%80%85%E3%82%92covid-19%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AE%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84


曰く、


私は現在妊娠中の医師ですが、コロナ陽性・疑い患者と直接接する環境で働いています。医師の使命として患者さんを助けたいという思いが強くある一方で、万が一コロナに罹患した場合には私だけでなく子供の命も危険にさらすことになると思うと、責任感と罪悪感の中で今後どの様に働けばいいのか葛藤しています。

現在コロナウイルスの妊娠への影響に関して、十分なエビデンスは集まっていません。しかし、妊娠することで肺の機能の変化、体の中で必要な酸素量の増加、免疫力が低下することなどは既に知られています。またインフルエンザや肺炎などは、妊娠後期に罹患することで重症化します。実際にコロナウイルス陽性と分かってから経腟分娩をあきらめて帝王切開になったり、生まれたばかりの赤ちゃんと隔離されるケースも発生しています。イギリスでは病院で勤務していた妊娠中の看護師がコロナウイルスに感染して亡くなったというケースも報道されています。

現在東京都では感染症指定医療機関がほぼ満床となっており、さらに妊婦+コロナ陽性患者となると外来、入院の受け入れ先の病院を探すのに苦慮することは明らかです。コロナウイルスに効果があるかもしれないと言われているアビガンなどの薬は妊婦への使用は禁止されています。

そんな状況の中、コロナ最前線で働いている妊娠中の医療従事者に対して、配置転換や休業補償などの必要な措置がとられていないのが現状です。


コロナ診療第一線で働く妊娠中の医療従事者と赤ちゃんを守る制度構築を促すよう、厚生労働省に働きかけたいと思います。


1.妊娠中の医療従事者のコロナウイルス感染リスクの高い職務への従事を禁止
2.それでも安全に働く環境を確保できずに休業となった場合の経済的な休業補償